下級生2を評価する場合、二通りの評価が出来るが、
ひとつは単体として見た場合、他にはない特大ボリューム、魅力的な門井の絵、濃厚なエッチシーンなど、
恋愛とエロとその両方をこれだけのボリュームで楽しめるエロゲーは他にはなく、普通に見れば当然良作と言える。
近年のエルフに見られる量に物を言わせるのもひとつの方向性であり、最大のユーザーサービスでもあるからだ(´・ω・)…
もうひとつは、下級生の続編として見た場合の評価。
下級生のキャラクターを混ぜて作った七瀬と夕璃で辛うじて持ってるが、
それ以外、受け継いだのはシステムだけ。はっきり言って最悪と言っていい(つД`;)
ヒロインのたまきの人間像は時代性を汲んでフリーターのセックスフレンド。恥じらい皆無。(下級生名物)エッチ後の会話は、毎回呆れるほど下品。
オキエ、プータロー、アラレなど、いつから下級生はギャグ漫画になったのか。
下級生2での1キャラ辺りのボリュームを考えると、労力と資源(門井)の犯罪的無駄遣い。たまき以上にこの三人は極めて悪質。
他社の恋愛作品にトゥルーラブストーリーという作品があるが、
TLS、キミキス、アマガミと、ライターは蛭田のような天才でもなく、色々と欠点も多い作品だ。
それでも下級生と同じく実写的なキャラクターで、何よりも女の子を大切にしているから、
個性や時代性などが女の子(魅力)の上に来ることはない。
TLSのように例え欠点があっても、スタッフが作品のテーマをしっかりと理解して丁寧に膨らませていれば、
おのずとキャラクターや世界観の魅力は引き継がれ、100点満点でなくても支持される作品にはなる。
個性や時代性ばかりを重視して、女の子を大切にする、その言葉の意味もわからないようなスタッフの作品が、
下級生の続編としてユーザーに支持されるはずがない。下級生2は、やたらでかいウンコだよ・・・|ω・`;)