嫉妬・三角関係・修羅場統合スレ 第18章

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485名無したちの午後
何年か前、当時高校生の私が生まれてはじめてみた修羅場のことです。
その時私は友達と楽しく喋りながら帰っている途中でした。
場所は地方都市のメイン駅。ちょっと中央階段からは離れた場所。
突然後ろからぱしーんっっ!!という破裂音が。
驚いて友達と後ろを振り返ると修羅場らしきものが繰り広げられていました。
「やっぱりあの女がいいんでしょ!あたしのことはどうでもいいのね!」
「ちょっと待ってよ、お前が一番だよ」
「だってあの女とあなたは結婚するんでしょ!?」
「俺にも立場があるから…」

友達と私は社会的立場がある人がこんなところで修羅場なのかと
小声で突っ込みつつ、その光景から目が離せませんでした。
「結婚したら、あたしはどうなるの…?」
「泣くなよ」
「触らないで!」
相手の手を振り解き駆け出して行ったように見えたが、
振りほどかれたほうが相手の手をつかみぐっと引き寄せ抱きしめる。
「本当なんだ…、お前が一番なんだ…、信じてくれ。」
搾り出されるような声。
「嘘吐き」
「毎日でもお前のところに行くよ。結婚はするがお前だけを見てる」
「グスッ。………わかった」
消えていく二人。

二人の姿が見えなくなってから
私「いや〜、すごい修羅場だったね」
友「ドラマみたいw」
私「ね、ね、すごいよね!」
二人「男同士〜!!!!w」