戯画80

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654名無したちの午後
アリスソフトも、ランスに固執してなきゃ、
もう少し別の展開もあったろうて。
ただ、ランスシリーズを完結させると言う意味においては、
このゲーム業界において大きな功績を残すことになる。

ランスは成功が確定。しかし、今後どう展開させていくかは悩ましい。
他のラインが巧く機能してないのが明白だからだ。
3DRPGラインと、ランスラインの二本で立ち回るのが基本だが、
後方支援がないアリスソフトはかなり追い詰められる位置にある。
敵も多く、四面楚歌の状態にある。

だが、その分、それを自覚し立ち回ることで、
古参ながら「生き延びる」可能性がある。
ランスシリーズに固執、と言ったが、
裏を返せばその芽を別のラインが育てる方向もある。

なんにせよ、アリスソフトは自らの可能性を狭めず、
自信の方向性を高めることだ。
声なし、と言う選択肢は必ずしも間違いではない。
長期化するシリーズだけに、声優の確保が難しい場合、死に至る可能性があった。
勿論裏のメリットもあるため絶対ではないが、
「長期的に展開させる」ことを第一におくなら、声なしもアリではある。

ただ覚悟はしておく方がいい。