やたらと長文レスしたがるのが文学オタの悪いところ、まで読んだ
悲劇的な結末しか愛せない俺は鬱ゲーマー、まで書いた
ってか、エロゲーにしてもエロ小説にしても、要はエロスを表現しているものなのだから、
それを見ていて勃起しないならクソって事でいいんじゃないか?
スレタイ通り「文学ヲタも納得の」ってなら尚のこと。
たとえば俺が昔やった「雪色のカルテ」とかは、泣けたけどエロはカスだった。
それより昔にやった「愛姉妹」はストーリーはクソでもエロかった。
じゃあエロゲーとして納得できるのはどっちかって聞かれたら後者なんだよ。
(良い悪いは人それぞれなんだからここで出したタイトルに対してどうこうって話はかんべんな)
……って事でどう?
Fateについて文芸的に注目するなら、競ってるのが物理的、身体的な闘争、
「ではない」ってことかな。
因果を反転する槍だの、この世唯一の悪だの、戦わせてるのは「観念」なんだね。
だから身体的にはドラゴンボールで言えばごく序盤ぐらいの強さでしかない。というかどうでもいい。
したがって映像化しても意味はないのだが。あの世界ではどれだけ深層を備えたシンボルで
あるかどうかを競う。そこが本来の意味で魔術的なのね。
アニメや漫画でファンタジーと言うと、結局は外面的な光って飛んでくビームとしてしか
表現できなかったんだけど、魔術という言葉の本来の意味、呪術的、儀式的な古代の
世界観を持ってきた。これは近代よりも前近代よりももっと前の古代的、原始宗教的な
世界観だね。西欧のファンタジーというのは一神教的な世界観なので、実はあれは魔術・魔法と言うには
新しすぎる。神と悪魔が戦うような教義の世界は、血と呪いの世界よりも新しくて、
魔術など本来は出てこない。
出てくる人々の言動と見た目はスタイリッシュw、というか、超近代的で格好いいように見えるのだが、
意味論的には、古代の、呪いとか占いとか祈祷師とか雨乞いの生贄とか、
そういうアニミズムの法則に従ってる。そこの落差が異常な快楽になるらしい。
ようするに超近代の皮を被りつつ、やることは古代の怨念合戦なんである。おどろおどろしい
民俗学的寓話、村八分に合ったババアが鎌持って血いぱっぱの世界を、超カッコイイ
男女にやらせているのである。しかしこれは実にイイのだった。
簡単に言えば、Fateの世界観はドラゴンボールよりももっとずっと古い。これが巧妙な
レトリックなのだが、悪と正義に分かれて力を競う、という世界観はまだ新しいほうなのだよ。
しかし登場人物の表象は日本のヲタ文化の最先端を纏っている。これにノックアウトされる。
例えるなら最先端のファッションを身に付けたブラッド・ピットが鬼退治の桃太郎を演るような
ものだと考えよう。実は、古代的意味論+超近代的表層、というスタイルは気付いてみると
最近の流行であったりして、Fateはそのいつの間にかその尖兵になっていた。終わり。
×レトリック
〇ギミック
じゃないのか? いや、ちゃんと意図があるなら失礼な話で恐縮なのだが。
218 :
名無したちの午後:2007/09/05(水) 10:51:50 ID:kvKetf2l0
>>215>>216 おもしれ
『指輪物語』のエルフ(なんだか、やる気のない生き物)が
どうして魅力的に見えるのか、それだと説明できるね
まあ、あっちじゃ魔術は異教的なんだろう
でも、Fateには当てはまらないんじゃないかな
Fateの長所であり、致命的な欠点でもあるのは
閉ざされたリアリズムが貫徹されていることだ
Fateでは、魔術を使いまくると術師のMPがなくなる
ハリポタとちがって、エネルギー保存則のしばりが一応あるんだ
Fateの世界は近代的な、というかRPG的ルールの世界なんだよ
どんな力も、使用法と能力値が問題になる
力の原因は問われない
ぼくらが原子物理学に無知でも、核兵器を使用できるのと同じように
もちろん核兵器を使うためには、ボタンを押せる立場にならなきゃいけない
いわゆる「文学」なら、そこで政治や社会を描いていくだろう
でもRPG的ルールの世界では、発射ボタンはレベルアップやアイテムで済む
そしてFateの図抜けて素晴らしいところは
このレベルアップやアイテム修得を巧みなストーリーで書ききった点だ
ようするに、『部長 島耕作』とまったく同じ長所なんだ
巧みなストーリー
>>218 >いわゆる「文学」なら、そこで政治や社会を描いていくだろう
>でもRPG的ルールの世界では、発射ボタンはレベルアップやアイテムで済む
というか、「政治や社会を描いていく」=「レベルアップやアイテム修得を巧みなストーリーで書ききった」
ってことだろ。両方とも「転」を持ち上げるための「承」の部分であって、
題材は違えどやってることは同じ。
>>216の言うように、着てる衣が違うだけ。
***チラシの裏***
とりあえず、スレタイにある文学オタから言わせてもらえば、
心の中の科白とナレーションを混同してる物があまりに多すぎる
主人公がプレイヤーに語りかけてくるゲームのなんと多いことか
小説では、聴衆は基本的に枠外なの
で、三人称は基本的に神目線。したがって、その状態のときに主人公が説明を始めたら、
そいつは神に向かって独り言はなしてるんだぞ
一人称は自分の中で再確認していることになる、つまり自分で自分に話しかけていることになる
これはつまり、一人称なのにもう一人の人格が語り手の中にいるってことだろ?
そういうのがあると、読む側はどうしても冷める
まとめると、エロゲーはカメラ目線の語り手が多いところが文学オタに受け入れられづらい、という話
ただ、人物や話のリアリティの面も無きにしも非ずだけど、これはエロゲに限った話じゃない品
なぜか年の若い女子供ばっかりが戦いに明け暮れているとか、大人が役に立ってないとか、年配が出てこないとか
登場人物に女である必要性がないとか、非常事態に人間こんなに明るくなれるもんかなとか
なぁ本気でDVDフリスビーしようと思ったIZ○MOよ
そしてこんなくだらないことに時間かけてる俺乙
長文うざい
いやw、こんな短い散文で長文とか言われてもな。僅かでも文芸に興味があるならさw
文芸批評の世界では、原書よりも批評の方が分量があるなんてザラだ。
Fateにおける政治や社会は、魔術師とかいう異端集団の中にもルールやヒエラルキーはあるという
部分だろうね。まるきりの一般人の方が登場は少なかったりして、それに手を掛けるのは
アンタッチャブル、なので、一般人の方がこの場合王とか神に当たるんだよ。
えっと、英雄は魔を滅ぼすが英雄は民衆に粛清されるとか、そんな文言があった気もする。
前にも書いたように、身体的、物理的な部分の闘争はどうでもよろしい、意味と価値の
エネルギーの交換ができているのがこの作品の精密なところなんだ。
キングアーサーの背負っているものが、魔女の恨みつらみよりも大きいので、強いのである。
これは結果としてそうだというのではなく、そういう「意味を戦わせる世界」なんである、
非常にイメージし難いが、「霊」というのは元々そういうものだから、過去の英霊が戦っている
のなら、これは、当然そのようなメカニズムになるのであって、「英霊の強さは
伝説の強さ」、のような文言もあった気がする。MPだろうがなんだろうが、深い意味を持った
人物ならば無限にひねり出していい。言ってみれば、物理は保存されないが意味は保存される世界。
ただし、エンタテイメントとして成り立たせる為に、そういう霊が包含している内面の強さを、
格好イイ武器とか魔術とかに投射して、外面の強さとして見せているが、そこに
惑わされるが、やっぱり根源は内面vs内面になっている。
この辺り、「俺は法にも情にもなににも囚われないけど力だけは超強いもの持ってるぜ?」
というような90年代的な冷淡とは違う。内面を持っていないと外面も強くならない、という点が、
一時期流行した「冷酷さを競う」と言うタイプの虚無と違う。Fateに夢中になってる
若い世代は、成長の過程で「冷酷さを競う」タイプの作品に飽き飽きしていて、だからこそ
飛びついたのではないかと思っている。俺のようなおっさんの場合は、逆に先祖返りに
見えるんである。短文終わり。
バカうざい
>>Fateにおける政治や社会
この時点で既に意味不明。政治?
>〜なので、一般人〜
接続語の前後の繋がりがない。そのあとの一般人が〜のくだりも支離滅裂
>意味と価値のエネルギーの交換
日本語でおk
>「霊」というのは元々そういうもの
お前に霊の何がわかるというのか
>魔女の恨み〜
魔女ってだぁれ?
>英霊の強さは伝説の強さ
そんなもの何処にも書いてない
>深い意味を持った人物ならば無限に〜
相変わらず意味不明。それに無限なんて概念を安易に登場させると物語が破綻しかねん
>〜言ってみれば、物理〜
また話の前後が繋がってない。
>ただし〜
「ただし」の意味をきちんと理解してる?
>外面の強さとして見せているが、そこに惑わされるが
日本語でおk
>>90年代的な冷淡 「冷酷さを競う」と言うタイプの虚無
そんなもんが流行したのも初耳。私が無知なせいですね>< 後半はまたもや日本語がおかしい
もっと疑問に思うところはあるけど疲れたわ
結論:文芸批評(笑)の前に日本語を覚えましょう
それなりにイケメンだったのに鍵ゲーに出会って
深読みしすぎデブオタまっしぐらになった東ナントカって人思い出した
fateとかエヴァがゆとり世代に受けるのは、
幼稚な内容を一見高度に見える描き方してるからだろ。
あほくせえ。
通称「設定厨」が生まれたのもその辺だよな
ファイブスターストーリーじゃね
それ以前はSFで
229 :
名無したちの午後:2007/09/07(金) 00:31:34 ID:7BVNRDMg0
>>220 >というか、「政治や社会を描いていく」=「レベルアップやアイテム修得を巧みなストーリーで書ききった」
>ってことだろ
うん、そういう解釈もできる
あ〜、ただ、ぼくが無能なせいなんだけど
「政治や社会」で言いたかったニュアンスは、ちょと違うんだ
いわゆる「文学」は、かなりヒネたものの見方をする
たとえば真実の愛をつかんだ!
って思った主人公が、その愛によって社会的ステータスが下がっちゃった
なんてのは昔からの常套手段だ(古代の悲劇とかね)
近代の「文学」は、もっとヒネた見方をする
真実の愛をつかんだ!
って思う登場人物をドツボに落とし
それを見ていた主人公が「私は、ああならないぞ」と固く心に決めて
本当に、真実の愛をつかんだ!
と確信するのに、やっぱドツボに落ちたりする(『アンナ・カレーニナ』とかね)
苦難は必ずしも人間的成長をもたらすものではなく
かえって人間的成長があると超弩級のドツボに落ちることもある
こうした近代の「文学」が描く世界は
経済学を始めたアダム=スミスの視点のウラ返しの世界だ
(連投すみません、つづきます)
230 :
名無したちの午後:2007/09/07(金) 00:32:17 ID:7BVNRDMg0
(連投すみません、つづきです)
各人の私欲の追求が、けっきょくは公共にとっての善である
というアダム=スミスの発見は
意図(個人の意志)と結果(社会的意味)は全然違うということだった
近代の「文学」は、この視点と同じなんだ
ただしスミスの楽観論を抜き去って
神のいない世界、つまり確固とした公共などない「政治や社会」で
法やお金でギリギリまとまって生きている人々の、意図と結果を描いたんだ
Fateには、こうしたギリギリ感はない
『部長 島耕作』にもない
ぼくは、このギリギリ感のなさが、なにか新しく感じる
そして同時に、ものすごく閉ざされた作品世界って気もするんだ
ええと
>>220や
>>216(222でもそうだけど)の指摘
「着ている衣がちがうだけ」
って解釈は、すごく説得力あると思う
まあ、ちょとぼくは物語とか、そういうのが
よく分からないアタマをしているんで
上に書いたのは、反論とかそういうのじゃないから
どうか気を悪くしないでください
Fateファンの人もごめんなさい
ビルドゥングスロマンの代表とされる「魔の山」なんて実はどこが成長物語?
って感じの話だしな。
あれはセテムブリーニさんにハァハァする話なんだけど
長文うざい
はてなでやれ。
234 :
名無したちの午後:2007/09/07(金) 01:50:56 ID:03+iJblH0
ファンタジーは文学なのかなー
かなり古いエロゲだけどYU−NO面白かったな
あいかわらず内容以前に日本語がおかしいな
揚げ足取りの書き込みは無視の方向で。
日本語どうの言うなら自分が何か書いてみろ。
攻撃がしたいならニュー速とか行って何かを叩いてればいいやん。
そういう、解体的な言説はどんなに正しくても無意味なんだよ。
間違いだらけでも何かを見出そうとする稚拙さの方が好ましい。
対象が、「エンターテイメント」、または、「芸」、なのに、自分の中の「冷淡さ」
を動員してどうするの?
よくある、「○○ガンダムは厨房臭い」みたいな冷淡さ。あれの格好悪いことと言ったらない。
その、○○ガンダムが子供っぽく見えるのなら自分は日経新聞でも読んでいればよろしい。
作品世界に下りないつもりなら嘲笑できるのは当たり前のこと。
ここは2chだからな
誰か知らない匿名の長文を真面目に読むのはそれなりにめんどくさい
>>236 何か書いてみろってww
ここまでウザがられてるのにまだ書くおまえの気持ちがしれんな
だいたい読んでもさっぱり解読できん。揚げ足がどうのよりまず人にわかる文章を書け。あと長文やめろ
>>239 ごめんつい言いたくなったからレスしちゃうわww
>>236 何か書いてみろ?
じゃあ書いてやるよ( ^ω^)
>「○○ガンダムは厨房臭い」
そもそもガンダムとは何か。言うまでもなく人殺しの兵器である。
かなり無茶なことを尋ねるが、今これを読んでるあなたは「人を殺す」という行為を想像することが出来るだろうか。
相手は痛いかもしれない、苦しむかもしれない、もしかしたら一度で死に切れず、
刺されたあと一人で身悶えしているかもしれない。
そんな、いい大人が(ここBBS Pinkだからそうだよな?)考えてもたどり着けないような問題へ、○○ガンダムでは
ちゃらんぽらんしたおおよそ兵士とはいえないような少年少女が日常的にアプローチしているわけだ
ここでポイントとしてあげておきたいのは、人を殺す感覚というのが少なくとも我々にとって
「結論の出せない、もしくは非常に時間のかかる問題」であるということだ。
こういう重いテーマをどれだけ丁寧に、ある一定のリアリティを持って描けるかがシナリオに問われている。
241 :
続き:2007/09/08(土) 02:22:04 ID:pAxnNb850
君の○○ガンダムが何を指すかは知らないが、そういったテーマに対する取り組みが
浅はかであれば浅はかであるほど、そしてそういうことに対して目を向けず、
口当たりのいい、ぱっと見かっこよかったりするような場面ばっかり描こうとするから、
また厨二病か( ´_ゝ`)と一蹴されるような作品が出来上がるのは間違いない。
エロゲに関しても、ある人は「父性の消失(=SEXという行為の本来の目的の喪失)」を切り口に
論じている人がいたが、それをある程度参考にさせてもらった。
エロゲも結局同じように、結婚、子作り、子育てという以降の苦労をばっさり切り捨ててしまって
見えないフリをしている、ってことなんだろうなと思う。まぁほとんどやったことないから分からんけどな
とりあえず、
>作品世界に下りないつもりなら嘲笑できるのは当たり前
とは言うが、底の浅いビニールプールに入って「さぁ水泳楽しめ!」って言われたって
そんなのは無理に決まってる。
まぁ、そういうビニールプールにも年相応の楽しみ方があるのは否定しないけどな
推敲してなかったから人のこといえないわwwww
で、スレタイに当てはまるような品はなんて名前ですか(*^ω^*)
>>240-241 >>236の下3行に対する反論だと思われるんだけどほんとにめちゃくちゃな文だなw
236はビニールプールではしゃいでるガキを見て
「あんなくだらないもんでよくはしゃげるな( ´_ゝ`)」
って『発言』することが格好悪い。
と言ってるんだと思うぞ
横槍でスマンが
感想
スレ違い
>>243 よった勢いで一気書きしたものだから触れないであげてwwww
とりあえず言いたかったのは、厨くさいもんは厨くさいんだよ、そういうものに
わざわざ精神年齢を退行させてまで没入しようとは思わない、ということで
>>244 だから早くスレの意向に沿ったものを紹介しろよ( ^ω^)
こういう、賢くないけどまじめ子が増えたね。
>>245 たしかに勢いだけは感じられる文章だったが、酔ってたのかw
じゃあこの話は終了として
俺が思うに文学(板の)オタが納得するエロゲーなんて無いよ。
エロゲには権威も知名度も教養(というか小難しさ、不親切さ)も
無いので文学オタを陶酔させるような要素が存在しないんじゃないかな、と。
偏見だとは思うが文学オタって社会的地位を常に意識してるような
印象なんだよね、ナントカ賞とったりしたものに反発するにしても迎合するにしても。
小手先の文章の巧拙だけじゃなくて
エロゲはその点で同じ土俵にも立てないし、立つ必要もないかと思う
あ、でもこのスレの長文は面白いのが多いと思うよ
>>247 そもそも文学板のオタを納得させる文学作品さえないもんな
あそこは基本否定から入ることが多くてうざい
178 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/06/13(水) 12:27:19 ID:njSorqk50
つかなんでエロゲの文学性について語ってるん?
スレタイに沿ってみれば文学オタをプギャーするスレだと思うんだ
まぁ、本来なら文学とか語ってる板にこの手のスレを投下して
「いや、あのエロゲは結構おもしろいし読ませるよ」と書き込んだヤツを
「こいつエロゲなんかやって、尚且つ評価、評論とかしてやがるwww」プギャー
とかして煽って遊ぶ目的に立てるもんだろうがなー
エロゲには高い文学性があるぜ!というのもどうかと思うが、
その一方で、エロゲと文学にはなんの関係もない、というのもまた誤りだと思う。
エロゲのテキストは、絵や音楽が付いているとは言え、やっぱりテキストが主役
を占めていると思うが(その割合は作品により違うが)、その分量が膨大だということ、
その長大な読書時間をこなす者が何万という単位で今の日本に居ること、そして、
その面白さや技巧を競っていること。これは間違いないはず。
そしてそれは現在進行形のものであって、回顧じゃあない。
だから、エロゲという存在を異端として括弧でくくって欄外に押しやらないといけないのならば、
恐らく学問としては活力を失って死んだと言えるのではないか。いや、実際に
すでに死んでますよという指摘があるのかもしれないが。
それはラノベとかに対してもそうなのだと思うが。
本当にエロゲがサブカルで、日本の文壇界がメインカルチャーなのか、
メインとサブは油断すると簡単に逆転しかねないのが文化というもの。
「あんな低俗なもの」などと言うのなら、低俗なんだからあっと言う間に読み込んで
論じ切ってしまえばいいのだけど、それをやらないで無視するってことなら、
それは文化的には負けじゃないのかなと思う。
「あんなもの読むな」は危険信号だと思う、「あんなもの簡単すぎて退屈だったよ」
ならばいいけどね。
そもそも文学とエロゲー、ラノベの違いってなんなの?
読みにくくて難しい漢字使って意味不明な結末を無意味に格好つけて書けば文学なの?
広義に解釈すれば文学=活字媒体の創作物全般のこと、かなぁ
けど文学オタクといわれてイメージするのは純文学のことじゃないか?
そこで純文学でぐぐってみた。
>純文学(じゅんぶんがく)とは、大衆小説、あるいは小説一般に対して、
>商業性よりも芸術性・形式に重きを置いた小説の総称である。
芸術性・形式はおいといて商業性って部分がエロゲと大きく違うとこだね
客の欲望に応える、欲求を満たすことに重きをおいてるだろうし。
あー、でも金儲けと芸術性って必ずしも相反するってわけじゃないような気もするが…
んで、形式ってのはどういうことなんだろ…
>>250 >だから、エロゲという存在を異端として括弧でくくって欄外に押しやらないといけないのならば、
>恐らく学問としては活力を失って死んだと言えるのではないか。
ラノベはともかくエロゲの文章は小説よりも漫画に近いと思うんだよなぁ
文字数制限やセリフ中心で進んでいくところとか。
だから文章だけ抜き出して比較は意味が無いと思うんだけど、どうだろ?
文化としての比較ならできるくらいに育ってる感じはするかなー
エロゲがメインカルチャーなんて冗談でもごめんだがw
178 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/06/13(水) 12:27:19 ID:njSorqk50
つかなんでエロゲの文学性について語ってるん?
スレタイに沿ってみれば文学オタをプギャーするスレだと思うんだ
まぁ、本来なら文学とか語ってる板にこの手のスレを投下して
「いや、あのエロゲは結構おもしろいし読ませるよ」と書き込んだヤツを
「こいつエロゲなんかやって、尚且つ評価、評論とかしてやがるwww」プギャー
とかして煽って遊ぶ目的に立てるもんだろうがなー
>>251 少年漫画と劇画の違いってなんなの、ってのと同レベル
>>252 >金儲けと芸術性って必ずしも相反するってわけじゃないような気もするが
絵画とかはともかく、文学はちょっと…
なにせ今「文学!」と持ち上げられてるのは、大抵明治〜昭和の「自費出版本=どうじんし」
に掲載されてた物ばかりなんだぜ
商売になるんなら、初めから出版社に活字出版してもらってるわ
商売になるのはいつだってエロと娯楽(←ってことは、エロゲって完全なる商品じゃね?)
まぁ、復刻版の当時の同人誌を見たことあるけど、なんか商業関係の広告とかいろいろ載ってたし、
有名どころの作家が論評してたりするから今の同人誌より横のつながりが大きかったようではあるが
178 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/06/13(水) 12:27:19 ID:njSorqk50
つかなんでエロゲの文学性について語ってるん?
スレタイに沿ってみれば文学オタをプギャーするスレだと思うんだ
まぁ、本来なら文学とか語ってる板にこの手のスレを投下して
「いや、あのエロゲは結構おもしろいし読ませるよ」と書き込んだヤツを
「こいつエロゲなんかやって、尚且つ評価、評論とかしてやがるwww」プギャー
とかして煽って遊ぶ目的に立てるもんだろうがなー
>>252 いやいや、「文学」ってのは、例えば太宰治だって村上の龍ちゃん春樹ちゃんだって、
作品は文芸であって文学じゃないよ。それは非常にはっきりしてる。
辞典の「文学」の項とか読んでも、検索しても、対象と手法のことを別けて書いてない
だろうから、わけ判らなくなるだけだよ。
文学ってのは、文芸活動に対して面白いとかつまらない、という以上に、
なんらかの理論を立てて分析したり、社会的な背景を読み取ったり、
精神的に分析したり、あるいは言語的な構造を分類したり、という活動のことだよ。
作品を書くことも読むことも、それだけじゃ文学じゃないよ。
「蟹工船」そのものは文芸。それを「プロレタリアート文学」だとして分類して語るのが文学。
と、言っても両方同時にやってる人が多いので話はややこしくなるけど。
「テクストの快楽」みたいな著述が文学のド本命。だから当然思想哲学と密接に関係する。
俺が言っているのはそういう文学理論とかを齧ったレベルでもいいから知った人が、
そういう目でエロゲのテキストについて触れた文章がもうそろそろ現れてもいいんじゃないの?
というようなことね。
スレタイに関して言えば、どんなに沢山文芸作品を読んでいても、「シニフィアンとシニフィエ」とか
を説明できなければ「文学オタ」じゃない。沢山文芸作品を読みまくるのは文芸オタだ。
178 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/06/13(水) 12:27:19 ID:njSorqk50
つかなんでエロゲの文学性について語ってるん?
スレタイに沿ってみれば文学オタをプギャーするスレだと思うんだ
まぁ、本来なら文学とか語ってる板にこの手のスレを投下して
「いや、あのエロゲは結構おもしろいし読ませるよ」と書き込んだヤツを
「こいつエロゲなんかやって、尚且つ評価、評論とかしてやがるwww」プギャー
とかして煽って遊ぶ目的に立てるもんだろうがなー
そういう意味では売れない同人100円からスタートしたひぐらしは文学?
月姫は売れたから文学じゃないな。
かなり頭の悪いことを書くようであれだけど、
文学として読んだら(プレイしたら)文学、文芸として読んだら文芸、
てな風にしかならなくね?
>>260 そりゃしょうがない。でも、例えばアニメや漫画だって、ただただ楽しむ場合と、
分析的に、作画がどこそこだの、台詞回しが誰々ぽいだの、そんな風に楽しむ場合とがあるでしょ。
大抵は混じり合ってしまっていると思うけど。そこを意識的に分別するかしないか、ということ。