シナリオは、前半はわがままいっぱいな大きな子供二人に振り回される、
後半は無駄にいちゃいちゃしてるところに突然事件→愛を確かめあってエンド。
振り回されてはいるにしても、「女王様と小悪魔」というタイトルには負けている観がある。
ありふれたエロゲーのラブコメで、原画家の漫画ほどのはっちゃけっぷりはないので原画家ファンは注意。
ただ「オムニバスラブコメ」というか、短いシチュを延々と見せられ続ける形式には疲れた。
しかもシチュごとに選択肢が1個、前記のとおり露骨に好意的なのと否定的なのが出てきて、
それでいながらどちらを選んでもヒロインの反応自体が変わることはほとんどない、というのは……。
グラフィックは、塗りはそこそこ、背景はもう少しがんばりましょう。
立ち絵についてはシナリオと一致しないものが一部あり、もう少しバリエーションが欲しかった。
また、この原画家特有のデッサンの崩れ方・デフォルメの入れ方があるので、気になる人は気になるかも。
汁描写は特に多いということもなく、普通くらいか。
エロとしての使いでは、まあないことはないが……くらいのもの。
結論、悪いとは言わないがそこまでお勧めはしない、こちらの原画家が気になるなら単行本を買うことをお勧めする。
ゲームの半額の\3900あれば、中古屋までめぐれば単行本があらかたそろうし、そっちの方が実用的。
適正価格をつけるなら、ネット配信時の価格\2480が限界。
じゃ、「婚約はじめました」もやってきます。
>>403 音声はパッケージ版での新録らしい……。
64kbpsMP3でも聞いてるみたいで、演技がそこそこ上手いだけにもったいなかった。