エロゲーノベルを読んでみよう@桃ch 第3版

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251名無したちの午後
【タイトル】ホワイトブレス
【作家名】蕪木統文
【出版社名】エンターブレイン 【レーベル名】ファミ通文庫
【原作忠実度】★★★
 未緒ルート・オチは原作に同じ
【設定補完度】★★★
 未緒が夜中にYシャツ姿である理由、一年しかいなかったののかが凪沙と親しい理由
 司がサッカー部である設定も告白時に活用されている
 部活設定は原作では何も生かされていなかったので、これはポイント高かった。
【エロ実用度】★
 非18禁レーベルだから
【文章・構成】★★★★
 水月やPia3で定評ある作家
 文体は好みだろうが、同レーベルでF&C物をよく書いている岡崎いずみよりはずっと文章力は上。
「小説」として「読める物」を仕上げてはくれる。
【入手容易度】★★★★★
 今月発売
【おすすめ度】★★★+☆
 挿し絵イラストがなんか脱力した。
【備考欄】
 出生の秘密を知って夜中に家出するくらいなのだから、これくらい混乱して当然なのかもしれない
 原作ではやけにあっさりしていた家出シーンがずいぶん凶暴化して書かれている。凶暴すぎて笑うw
 告白シーンも原作とは異なり、アレンジ・オリシーンはかなり多い
 家出して、ただ帰った原作に対して、帰る際にイベントを作ったのはよかったと思う。 
 原作では主題であるハズの司の「病気」がストーリーにリンクしておらず、
 また「家出」も「DJ」も勝手に発生して完結して、ストーリー的にはマイナスにしかなっていなかった
 それらがそれなりにリンクされている。
 しかし、そもそもハッシー絵だけのゲームつーか設定自体が古臭い昼メロなので、なんというかゴニョゴニョ