性転換(TS)ネタ統合スレッド Part6

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560名無したちの午後
触手TSものです

「俺をどうしようというのだ」
スパイとして敵国の秘密基地に入ったものの、捕らえられて自白を強要された後で、男は薄暗い部屋へとつれてこられた男は、暗闇に向かって叫んだ。
『もう君には、情報提供者としての価値は無い。今の君にあるのは、実験材料としての価値だけだ』
スピーカー越しに、尋問の時に聞いたことのある声が響いた。
「実験材料、だと!?」
『そうだ。君が潜入した目的である、我々の秘密兵器の実験台になってもらうのだ』
皮肉めいた言葉が終わると同時に、部屋の一角にあった扉が開いた。
ぐちゅ、ぐちゅ。
滑(ぬめ)るものを引きずるような音を立てながら、そいつは近づいてきた。
『紹介しよう。君にちかづているのが、実験生命体8号だ』
薄暗い中に見えるそいつの姿は、巨大な蛸のように、何本もの触手を持った生き物だった。
『そいつの元になった生物には、面白い生殖能力があってね。もともとそいつは雌雄同体で自分自身で受精卵を作れるものの、それを育てるための器官が無いのだ。
そのため、他の生物の子宮へと受精卵を入れて、そいつの体内で成長させるのだ。
さらに面白いことに、手ごろな子宮を持つ生物がいない場合は、相手の体を改造して、強制的に子宮を作り上げてしまうのだよ』
「そんな生き物がいるはずがない」
『いるのだよ。君の目の前に。しかも、我々はその生物をさらに改良して、対人間用にしてみたのだよ』
「ま、まさか」
確かに、今回の潜入に当たって、敵が生物兵器を研究しているとは聞いていた。
そう思ったところで、男はこれから自分の身に起ころうとしていることを想像して恐怖した。
『どうやら、何が起ころうとしているか分かったようだな。では、楽しませてもらうよ』
言葉が終わるなり、男に触手が絡み付いてきたのだった。
561名無したちの午後:03/11/23 09:44 ID:FTPS5psy
続きです。改行入れた方が良いですか?

「うぅ」
触手は男よりも大きく、そして素早かった。あっと言う間に男は触手に絡め取られる。
離そうとしてもその力は強く、引きちぎろうとしても弾力があり不可能だった。
体中を触手が這い回る。
それと同時に、触手から湧き出る粘膜がまとわりつき、そして体へと染み込んでいく
ような気がした。
「うわ……あ……」
粘膜が触れた部分の筋肉が、ひくひくと痙攣するのが感じられた。
『まずは、体の変化が始まっていく』
絡まっていた触手が、股間の辺りに集中し、そしてペニスへと集まっていく。滑らかな
触手に絡み付かれる感触は、これまでに感じたことのないものだった。
普通だったら、快感を感じるはずなのに、しかし男のペニスは、それとは逆の反応――
だんだんと小さくなっていくのだった。
「ば、馬鹿な……」
『驚いているようだね。男の生殖器は、あいつらには不要だ。だからそうやって、男の
生殖器を無くして、女のものへと変えていくのだよ』
突き放したような説明が終わった時には、男のペニスは完全になくなっていた。それと
同時に、胸板からは胸毛が完全に消え、足からは脛毛が抜け落ちていた。
562名無したちの午後:03/11/23 09:46 ID:FTPS5psy
改行いれたら、改行大杉とエラーが出てしまいました。(´・ω・`)

今度は触手が胸へと絡みついてきた。
そして、触手の先端から透明な液が溢れ出たかと思うと、胸へと擦り付けられていく。
「は、入ってくる……」
男は、胸の中へと透明な液が入ってくるのを感じた。それは感じだけでなく、外見にも
表れた。男の胸が、だんだんと膨らんでいくのだった。
胸の大きさは、もはや手のひらで包みきれないぐらいになっていた。
すると再び、触手が股間へともぐりこんでいった。文字通り、にである。
「そんな……入ってくるなんて」
ペニスの無くなった股間へと、触手の頭が入り込んできた。ずぶずぶと入ると同時に、
体の中が広げられる感じがする。
「うわっ」
さっき胸で感じたのと同じように、粘液が溢れ出るのが感じられる。溢れ出た粘液は、
体の中にたまり、そして何かの形を作っていくのが感じられた。
『どうやら、体の方は完成したようだな』
563名無したちの午後:03/11/23 09:47 ID:FTPS5psy
続きです。

今や、かつて男だった人間の体に、男の要素は見受けられなかった。
どう見ても、20代そこそこの女性のようにしか見えなかった。
『さて、体は女性になったことだし、あいつの生殖に協力できるようになったわけだ』
「ふ、ふざけるな。そんなこと、させてたまるか」
女の体を持った男は、必死になって抵抗しようとした。股間へともぐりこんでいる触手を払い
のけようと、両足で触手を挟んでは、引き抜こうとする。
『ふむ。やはり他の生物と同じく、人間も素直にメスになろうとはしないようだな』
「当たり前だ」
『そうやって暴れられては、受精卵の着床もうまくいかなくなるのだがな。
もっとも、あいつらもそんなことは元より承知だ。ちゃんと対処方法も作られている』
何を、と言う前に、女の体をもつ男の口が、触手によって塞がれた。
「むぐ、う……」
うめく口中へと、粘液が流れ込んでくる。鼻もふさがれていて、それを飲み込むしか手がなかった。