「Routes」終わりましたので,
>>525の総評に追加します。
なお,時期が時期ですので,個別インプレの方は割愛させて頂きます。
■A− Routes [Leaf]
【良かった点】
シナリオが大変良かった。各キャラごとにアクションっぽい話やしっとり感動系など多種
多様なシナリオが展開され,最後にそれらをまとめるという構成が良かった。しかも,
単にオムニバスとして面白いだけでなく,各ヒロインのルート毎に明確に役割付けが
なされ,それらをクリアしていく過程で主人公および事件のことが明らかになっていくと
いう手法をとっており,巧妙に編まれたシナリオは読み応え抜群。しかもオムニバス形式
を取っているため,毎日少しずつプレーできる点も◎。ここら辺,Visual Novelとしては
完璧だったと思う。あと,音声のないことをマイナス評価する方もいらっしゃるかも
しれないが,個人的にはこういうノベル形式のゲーム,否,ぶっちゃけ小説全般には音声
不要と考えている(音声は脳内再生する)ので,私の中では無問題。むしろ音声無の為に
テンポ良く話を読めたと思う。あと,文字の表示の仕方もなかなか上手かった。◎。
【悪かった点】
ただし,絵に粗さが目立った&描く角度によっては絵に乱れがあった点と,エロが薄い点
がやはりマイナスかと思う。特に「エロ」ゲーとしての実用性が皆無なのはどうかと思う。
とりあえず,結論はリサたん(;´Д`)ハァハァということで。
【個別】キャラ:B,話:A,絵:C,音楽:A,音声:−,システム:B,抜き:D,演出:A