ようやくというか、クリアした。
「エクソダスギルティー・オルタナティブ」である。
先週の木曜日から本日今この時点まで、数十時間の結果を報告する。
ちなみに自分はコンシューマ版は未プレイである。
優、良、可、不可の四段階で各要素を評価する。
昔ながらのNIFTYフォーマットで投稿する。
ネタバレあるので留意されたし。
・シナリオ
壮大な世界観と3つの時代のシナリオの融合は、大変面白かった。
二転三転するシナリオ、見え隠れする重厚なテーマ、
コンシューマで十万本単位で売れた理由もうなずける。
過去編が終わった時点、カスミが未来編で合流する部分等々、
ユーザーにカタルシスを十分に与える演出があふれている。
ガイアと文明を、物理学の相補性にみたてたテーマは素晴らしい。
最近こういうゲーム少ないので貴重であろう。優。
・CG
恐らくはオリジナルCGと、Win板で追加されたCGでの、
時間的技術的格差が多分にあったのであろう。
主にHシーンになると、ぐっと映えるCGが表示される。
本編中は気にはならなかったが、オマケモードで流して確認すると、
旧CGとの格差には愕然とするのは残念な部分だ。
全部、新CGに合わせるのが、効果的かと思われる。良。
・音楽
耳障りのない旋律が、耳を楽しませる。
ラーライラのテーマや、アクアのテーマなど、口ずさむフレーズも少なくない。
が、全体的にBGMに徹し、前面に出てこない謙虚なものが多かった。
BGMとしては優だが、楽曲としては可というところか。
・ゲームシステム
これだけ大規模なゲームなのに、バグらしいバグには一つも
出会わなかったのは大いに評価に値する。
豊富なコンフィグや、セーブ数、オマケモードの充実など、
非の打ち所は無い。グッジョブと言わざるをえない。優。
・エロ
多くの諸氏が気になる部分であろうが、個人的には今ひとつであった。
シーン数も多く、ハードな描写ももふんだんに用意されているが、
レイプや縛り、SMなど陵辱系が主で、自分の肌にはあわなかった。
レイナ陵辱などは悲惨すぎる。フレアとアーレスなどは美しく描かれているが、
自分的エロチズムには今ひとつ遠い。ただ、どこかで聞いたことのある
声優が熱演をしているため、この方向性のファンにはこたえられないであろう。
スィーの言葉攻めのシーンは、面白い語彙も多く、自分的エロとしては
唯一評価できるポイントである。可。
・総括
エロはCVの熱演が光るものの、悲惨なレイプなどは興ざめである。
が、シナリオはそれを補ってありあまるほど素晴らしく、ゲーム自体の完成度は高い。
いわゆる美少女ゲーとしては強烈にお勧めする。
ちなみにWing編は激ムズなので、年末コタツの中でマターリとプレイする。
アクアとのラヴシーンは、年末か年始になるだろう(笑)