諸君、延期問題ハマタ別ノ機会ニ論ヅルトシテ、
我々ハ目ノ前ノエロ絵ニ精神ヲ集中シヤウデハナイカ。
エロゲイ雑誌ヲ眺メツツ購入検討スル我輩ハ、
マルデ東京競馬倶楽部ノ帝室御賞典競走ノ馬券ヲ検討シテイルヨウナストイツク感ニ包マレル。
ソレハ至福ノヒトトキト称シテモ過言デハナイダラウ。
諸君ラノ今月ノ夢ハ何ダラウカ?
我輩ノ先月ノ夢「ナナイロ」ハ神仏ノ力ヲ以ツテシテモ叶ワナカツタ・・・
サア、今月モ夢ノ世界ヘイザナワレン!
*読本「マタアリシヤウヤ」(明治25年民明書房刊)より
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解説:02/11/01 12:53 ID:4CrFfob+
又里男爵(慶応3年〜昭和5年)
父親から受け継いだ資産を投資運用、又里の奇跡と呼ばれる大成功を治めるが、
明治25年の「ナナイロ恐慌」によってほぼ全財産を失った上、多額の借入金を背負う。
この見解は、破産直後にも関わらず、落ち着いて次のチャンスを狙う静かな決意を示しており、
その後の男爵の成功と併せて、マターリ行動の重要性を私たちに提起している。