エロゲーノベルを読んでみよう@桃ch第2版

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139名無したちの午後
【タイトル】バイナリィ・ポット
【作家名】岡田瑠奈 【イラスト】べっかんこう 【出版社名】ハーベスト
【原作忠実度】★★★
 序盤をやや圧縮してあるものの基本的に原作ママ
【設定補完度】★★★
 原作ママなので
【エロ実用度】★★
 原作でいう優希Happyと奈津子の一部(ワールド時)、ミリィのみで実用性は低い。
【文章・構成】★★★
 文章力はごく普通。ただ普通ゆえに読みやすい。
【入手難易度】★
 ハーベスト文庫がある書店なら普通に入手できるだろう。
【おすすめ度】★
 原作ママであり、原作を持っているなら必要ない。
 加えて原作がシナリオ重視の作品でもないので原作未所持者はなおのこと買う必要がない。
 また、忠実ではあるが原作以下である。この理由は後述。
【備考欄】
 上記のようにこれは優希HappyであってTrueではない。これが評価が下がる一因。
 何故なら全員のシナリオを圧縮して入れて、みんな幸せにしてすべての謎が解けてメインヒロインと結ばれる、という
 エロゲノベルにありがちな無茶は、すでに原作で全員クリア後にプレイ可能な優希Trueでやっているからである。
 小説版の内容はHを加えたとはいえそれ以下。よって総評は「忠実でありながら原作以下」という評価になる。
 何故Trueを小説化しなかったのだろうか?