早くも話題騒然?(有)アナログファクトリーその2

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965名無したちの午後
Q55.
A10に於いて、ONEの続編を客観的に評価することが出来ないと答えられていましたが、
それでは、前作ONEに関わったスタッフの一員として続編が出ることについてどう思われますか?
仮に私が作ったソフトがあったとして、自分と関係ないところで続編やOVAを作られたら、自分の作品のファンを利用されたようで、許せる自信が無いのですが。
YETさんはどうでしょうか?
あと、これからもがんばってください。応援してます。
A55.
ご声援ありがとうございます。
「自分の作品」という言葉がちょっと気になります。ONEは私が製作に関わった作品ではありますが、株式会社ネクストンが著作物です。
1人で総てを作り出さない限り著作権と言うものは共有するものです。しかも現在、私はそれらを共有する立場にはありません。
過去に、ネクストンの社員として会社が収益をあげるためのお手伝いをしたことがあるだけです。
ですから、許すとか許さないなどということは考えもしていません。

例えば、Tactics という名の漫画家がいたとして、ゲーム会社におけるクリエイターはそのアシスタントの様な位置関係にあると思います。
アシスタントが漫画家のもとを去った後に続編が発表されることにたいして、いきどおりを感じるなんておかしな話しです。

これらの見解に大きな差が生まれてしまうのは、ゲームと言うメディアが総合芸術であるために漫画業界の様な位置関係には見えないこと、
ブランドがものすごい速さで生まれては消えるためにクリエイターのネームバリューに負けやすいからなのかもしれません。この業界の宿命とも言えるかも(^^;

なにはともあれ、私にはこうしてHPを見に来てくださったり掲示板や質問コーナーに投稿してくれる人、
PULSENOTES のCDを買ってくれる人たちという、かけがえのない報酬をいただいちゃってますから、とても幸せなアシスタントだと思います(笑)

ただ…、普通の状況であればONEの続編によって得られるメリットは大した物ではないと思うのですが、
現在のネクストンがそのメリットを必要としてしまう状況に置かれてるとすれば、それはとても残念なことだと思います。

最後に。
今後はどんな人と著作物を共有するかは、慎重に決めたいと思っています(笑)


上はONE製作に関わったYET11さんの、自分のHPに当てられた質問に対する回答。こういう考えだと、323が「私のキャラがパクられた」って訴えるのはおかしいって事になるね。
トレスに関しても、訴えるとしたら323ではなくリーフって事になるけど、アナログが同人と銘打っている以上、表沙汰に問題にはしないでしょう、いくら下川と言えど。