シリア国境近くの町で爆発、40人死亡…トルコ 【カイロ=貞広貴志】
トルコ南部のシリア国境に近い町レイハンルで11日、2回の爆発があり、AFP通信によると少なくとも40人が死亡、
約100人が負傷した。
トルコ内務省によると、2台の車に仕掛けられた爆弾が町役場近くで爆発した。
トルコのアルンチ副首相は同日、記者団に、「いつもの容疑者だ」と述べ、シリア内戦の戦線拡大を狙った
アサド政権による犯行との見方を示した。
一方、エルドアン首相は地元テレビに、「クルド問題の解決を受け入れられない連中が行動をとった可能性がある」と述べ、
今月8日に始まったクルド人武装組織のトルコ撤退と関連がある可能性も示唆した。
トルコの対シリア国境地域では今年2月にもシリア情報機関の関与が疑われる車爆弾による爆破事件があり、
昨年10月には越境砲撃で住民に死傷者が出ている。
(2013年5月12日00時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130511-OYT1T01193.htm ★動画
http://www.youtube.com/watch?v=-2w3arUYfZw