ゾウの群れ 村の住宅20棟踏み倒す
インドの北東部で、およそ30頭の野生のゾウの群れが森の近くにある村に入り込んで暴れ回り、
少なくとも20棟の住宅を踏み倒しました。
インド北東部のアッサム州にある村で、今月3日の夜から4日の朝にかけて、
およそ30頭の野生のゾウの群れが近くの森から村に入り込みました。
ゾウの群れは、餌を探して村の中心部で暴れ回り、少なくとも20棟の住宅や塀を踏み倒したほか、
米などの農作物に大きな被害が出たということです。
村では若者たちが村に近づいてくるゾウを大声を出して追い払うなどしてきましたが、
あまり効果がなく、これまでもたびたびゾウの群れに襲われているということです。
インドでは野生のゾウが各地の森林保護区などに生息していますが、経済成長に伴う開発で
生息地が失われ、人里に迷い込んで村を荒らすケースが増えており、住民が地元の当局に
対策を求めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130506/k10014381331000.html