肥満はカネ払え…肥満王国サモア航空が導入した「世界初の体重別運賃」の妙
「世界初の体重別運賃」をうたう航空会社が南太平洋の島国、サモアに登場した。
運賃は行き先別に荷物も含めた“量り売り”で決められ、軽ければ軽いほどおトクになる。
「公平かつ、減量意識を高めることにも貢献する」とPRしており、激化する航空業界の
集客手段として米メディアも注目している。(坂本英彰)
運賃はキロ単位95円
サービスを始めたサモア航空は、チェックイン時に乗客と荷物の重さを計る。
行き先別に1キロ当たりの単価があり、例えば首都アピアから45分で着く
米領サモア・パゴパゴまでのキロ単価は2・12タラ(約95円)。体重50キロの乗客が
10キロの荷物を持てば計60キロで、約5700円という明朗さだ。
サモア航空は9人乗り2機と3人乗り1機で島々を結ぶ小さな会社。体重別は
昨年11月に国内線でスタートし、今年4月から国際線でも導入した。体重の重い人は
それなりに高いが「シートや周囲のスペース確保など、料金に見合う配慮に努力する」
とアピールしている。
南太平洋の島嶼国は肥満の人が多いことで知られ、世界保健機関(WHO)によると、
サモアの肥満率は世界でもトップクラス。同国保健当局も、体重別運賃の取り組みが
健康増進に一役買うことに期待を示す。
(後略)
以下ソース
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130503/waf13050312000014-n1.htm