市町村の名産品や豊かな自然、キャラクターなどをデザインしたミニバイクの
「ご当地ナンバープレート」が全国で広がっている。県内でも7自治体が導入。
ユニークなデザインの“走る広告塔”として、活性化や知名度アップへの思いも乗せて、
地域を快走している。
ミニバイクのプレートは軽自動車税の課税標識。道路運送車両法で
形状などが定められた自動車のプレートとは異なり、排気量125CC以下の
車両の場合、プレートを交付する市区町村の裁量で図柄や形状を決めることができる。
(略)
各自治体によると、利用者からは「華やかで良い」「街のPRになる」と
好意的な意見が多いが、「かわいらしくて恥ずかしい」という声もある。
ほとんどの自治体では、従来型のプレートとの選択式で、割合はおおむね半々だという。
「ご当地」型の欠点は少々高価な点。従来型の原価は約100円だが、
「ご当地」型は2〜5倍。各自治体の負担になる。町のキャラクター「からいもくん」を
アピールする大津町は「それでも費用対効果は十分。“走る広告塔”としての役割に
期待しています」と話している。(河北英之)
http://kumanichi.com/news/local/main/20130425013.shtml