日経平均株価はこの5か月で5割以上も上昇。長らく低迷してきた不動産も上昇気配が色濃くなっている。
アベノミクスによって株価も地価も、いよいよ沸き立ってきたのだ。そうしたチャンスをものにした億万長者は一体、どんな人たちなのか。
最も恩恵を受けたのは株式市場である。「武者修行中」というハンドルネームで活躍する個人投資家は、
たった5か月の株式投資で6億円もの巨額の資産を手に入れた。まさに、アベノミクス・ドリームを体現する人物である。
現在、東海地区在住で33歳の武者修行中氏は、早稲田大学を卒業後、半年ほどのサラリーマン生活を経て脱サラ。
その後は資格の勉強などをしながら株式投資にのめり込んでいった。ちなみにバツイチ子持ちで、「育児をしながらトレードをするシングルファーザー・トレーダー」だ。
そんな武者修行中氏の資産は昨年12月の時点では約1億円だった。それが、現在は7億円に達しているというのだ。武者修行中氏がいう。
「トレードは1〜2日で売買する短期スイング取引が中心。信用取引を使って元手の3倍程度の資金を動かしています。
1月に1.4億円、2月に1.2億円、3月に1.8億円といった具合に増やし、4月はまだ半ばですが2億円のプラスになっています。今は、月収が1億円ぐらいのペースですね」
買えば上がり、増やした元手でさらに買うという好循環を繰り返し、ライフスタイルも大きく変わったという。
「最近はやっと余裕が出てきたので平日は早朝から夕方までトレードした後、男友達と夜、飲みに出かけるようになりました。
トレードで良い成績がでて奮発するときはシャンパンを開けることもあります。それでも数万円程度のものですよ」(同前)
週末は前妻に子供を預けて、家賃12万円のセカンドハウスでリフレッシュする生活を送っている。
何億円ものお金を動かすデイトレーダーの仕事は極度の緊張を強いられるので、週末のリラックスを大切にする。
月に1億円以上を稼ぐようになってから、思い切ってその部屋のインテリアを一新したという。
http://www.news-postseven.com/archives/20130425_184440.html