5月から小学生向けSNS バンダイナムコゲームス
バンダイナムコゲームスは25日、小学生向けの交流サイト(SNS)を5月1日に開設すると発表した。人気ゲーム「たまごっち」のキャラクターを用い、ゲームやメッセージ機能を備える。
欧米には子ども向けの大型SNSサイトが存在するが、日本では珍しいという。子どものインターネットになじんでもらうための手段としての利用を見込む。
開設するのは「たまGOランド」で、友達同士の交流や、知育ゲームなどの機能を盛り込む。一方で、個人情報の掲載や交換を禁止するなど、「出会い系サイト」化を防ぐ方針だ。
まず、パソコン向けの無料サイトとして開始し、夏までに月額525円の定額制有料サービスやスマートフォン(スマホ)対応も追加する。初年度に30万人の会員獲得を目指す。
日本では子ども向けの大型SNSが存在しないが、子どもの8割が小学校3年生までにネット利用を始めるとの調査もある。バンダイナムコゲームスとしては、ネットへの対応力や利用ルールを学んでもらうと同時に、自社のキャラへの愛着を深めてもらう考えだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD250OT_V20C13A4TJ1000