トンデモ疑惑 水質浄化「EM菌」、科学的実証無いまま学校授業に

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1田中
「水質浄化」EM菌効果 検証せぬまま授業 青森

 「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、青森県内の学校に広がっている。
普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県
は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を
「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。

 EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。農地の土壌改良用に開
発されたが、水質浄化や健康飲料としても利用されている。環境保全の市民活動や有機農法を
行う農家に広がっている。

 県教委によると、昨年度、環境教育の一環としてEM菌を使用した小中学校は県内に7校。ほ
かの複数校でも使用例がある。多くは、EM菌を地域の川にまくことで「きれいになる」と教えている。
(略)

http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030458.html
2田中:2012/07/04(水) 01:52:57.94 ID:zWOF31fY0
北里なんたらセンター余裕
3田中:2012/07/04(水) 01:54:58.80 ID:WmcmKKEu0
EM菌てようは納豆菌やぶるーチーズのカビみたいなもののことだろ
トンデモ科学でもなんでもないぞ
4田中:2012/07/04(水) 06:56:29.93 ID:b9lQXGPN0
アカヒの記事かよwww

ちょっとEM菌買ってくる。
5田中:2012/07/04(水) 09:31:34.33 ID:9v6XYjVa0
>>3
EM菌が本当に浄化作用があるかは
科学的には全く証明されていないよ。

問題なのは、何の根拠もないのに
「学校で教え」たり
「川に垂れ流し」たり
していること。

そういえば、どこかの小学生が本当に効果があるのか
実験で確かめようとしてたな。
6田中:2012/07/04(水) 18:42:28.49 ID:e+eF69Cu0
青森県で育った身としては何を今更な話題です。
私が高校生の頃既にEM菌が青森県の津軽地域を中心に拡大していました。
これは木村将人先生の多大なるご活躍のおかげではないかと推察致します。

http://www.em-festa.com/back_no/97/A1/A1.html [em-festa.com]
http://www.emro.co.jp/interim/data/2004/h_07/7.html [emro.co.jp]
http://www.c-haus.or.jp/nl0000/9910.html#(4) [c-haus.or.jp]

以下1999年時点のプロフィール引用
木村将人(きむら・まさと)
昭和17年青森県黒石市生まれ。
東奥義塾中・高校を経て昭和42年東洋大学国文科卒業。
以後青森県各地で中学教師を勤め現在に至る。
その間僻地教育10年、生徒指導専任教諭9年等を経験し、
現在浪岡中学校知的障害学級「生き生き学級」の学級担任。
また、「全国EM普及合津軽支部長」「東北・北海道地区EM初級口座専任講師」として、
EM菌の普及に力を注ぐ。
著書に「信勇愛へのアプローチ」「学級文集小国」「文集・海」「はがき通信・信勇愛」
「生徒と共に歩む道で」「信愛勇への教師像」「まごじら先生ぬくもり通信」
「ドラマのある学級経営」「一沈一珠」等
7田中:2012/07/04(水) 18:50:02.61 ID:Xxrc59YK0
>>6
もう青森行けなくなったじゃねぇか
8田中:2012/07/05(木) 15:35:59.82 ID:6VyWdPBe0
恐山の県だけあってオカルトが盛んな土地柄
9田中:2012/07/07(土) 04:06:54.77 ID:nTtDieah0
10田中:2012/07/11(水) 14:24:26.12 ID:n4/4VIcv0

効果疑問のEM菌 県内3町が奨励 2012年07月11日 
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001207110005

板柳と中泊、鰺ケ沢の3町が、科学的に効果が疑問視されるEM菌を「水質浄化や農地改良に有効」として町民に薦めている。
各町はEM菌を培養し、町民に配布。板柳町はEM菌販売業者に4000万円で効果検証を委託し「有効」としたが、
専門家は検証を「科学的に無効」と指摘する。
EM菌は乳酸菌や酵母などの「有用微生物」を配合した微生物資材。
普及団体のEM研究機構(沖縄県)は、農地改良や水質改善、放射能対策に役立つと主張し、開発者の比嘉照夫・琉球大名誉教授は、
効果は「重力波と想定される波動による」と説明する。
効果が確認されない例が多く、理論も現代科学と相いれないとして、「非科学的」との批判がある。

板柳町では舘岡一郎町長が就任した1999年、町長の同窓生が在籍する市民団体の勧めで、EM菌の活用を開始。
翌年、菌の培養器を購入し、町民への無料配布を始めた。
開発者の比嘉氏を招いた勉強会などを繰り返し開き、町民に「作物に良い影響を与え、台所にまけば下水の水質が改善される」と説明している。
2009年度からは3年間、リンゴ栽培などでの効果検証を県内のEM販売業者に委託し、3813万円を支出。
業者の報告書は、EM菌で作った発酵肥料を使ったリンゴの「糖度が上がった」などとしている。
11田中
だが、EM菌の効果検証の経験がある後藤逸男・東京農業大教授は、この報告書について
「条件の同じ畑で、EM菌を使った場合と使わなかった場合でどう違うか、という比較ができていない。
科学的検証としては無効」と指摘する。
日本土壌肥料学会は1996年の検証シンポジウムで、EM菌の農業上の効果に関する検証例を収集したが、
顕著な効果の報告はなかった。99年の後藤教授の報告も、EM菌で作った資材(肥料)と既存の有機肥料で、
作物の生育への影響に差はない、としている。

中泊町は旧中里町時代の10年ほど前から、EM菌の培養と町民への無料配布を実施しており、年間経費は30万〜40万円。
鰺ケ沢町は09年から町民に1リットル50円で販売している。
96年の検証シンポを主導した茅野充男・東京大名誉教授は「行政が薦めることは、一般利用者には効果のお墨付きになる。
個人が自己責任で利用することは止められないが、科学的に効果が証明されていないものを行政が薦めるのは問題」と指摘した。
EM菌の効果を認めない多数の報告について、朝日新聞はEM研究機構に見解を求めたが、回答はなかった。
(長野剛)