1 :
田中:
「ねぇ。天国ってつまらないと思わない?」
僕は少し考えてみる。
「よくわからないな」
そう、よくわからない
2 :
田中:2005/09/08(木) 23:13:38 ID:ka+b3hMm0
村上春樹のどこを楽しめばいいのか
これがわからない
3 :
田中:2005/09/08(木) 23:23:56 ID:W7vUhwMB0
4 :
田中:2005/09/08(木) 23:25:13 ID:W7vUhwMB0
ねぇ。誤爆ってひどいと思わない?
5 :
田中:2005/09/08(木) 23:33:02 ID:UAnd8sdq0
そうかもしれない。
6 :
田中:2005/09/08(木) 23:37:48 ID:FDWng6ve0
「だけどね」
彼女はそっと目を閉じて言った。
「天国の存在の意味を問う、その時点でナンセンスなのよ。」
「ナンセンス。」
僕は口に出して言ってみる。
「そう、ナンセンス。」
7 :
田中:2005/09/08(木) 23:40:46 ID:W7vUhwMB0
そうかもしれない
8 :
バカは氏んでも名乗らない田中:2005/09/08(木) 23:42:47 ID:0tQpU6xq0
村上春樹か。奴はすごいよな。
プロ野球選手だったよね?
9 :
田中:2005/09/08(木) 23:43:58 ID:ka+b3hMm0
メジャーにいってた人だよ
10 :
バカは氏んでも名乗らない田中:2005/09/08(木) 23:44:14 ID:0tQpU6xq0
やっぱり。。。
11 :
田中:2005/09/09(金) 00:07:14 ID:W7vUhwMB0
ミセリ。。。
12 :
田中:2005/09/09(金) 00:07:55 ID:cw0bt0V/0
もっとひどいことになりえたのだ、と僕は思った
13 :
田中:2005/09/09(金) 00:14:15 ID:l12c6GXE0
そうかもしれない
14 :
田中:2005/09/09(金) 00:17:18 ID:eNhEV+vC0
「かわいそうな田中さん」と笠原メイが言った。
15 :
田中:2005/09/09(金) 00:18:23 ID:mDtNi+pb0
私の事好き?
うん。
えなりかずきのCMくらい好きだよ
16 :
田中:2005/09/09(金) 00:42:34 ID:Erplrm2c0
ちょっと四国いってきます♪
17 :
なな:2005/09/09(金) 05:24:21 ID:D0CZNqs80
あまずっぱい思い出★
18 :
田中:2005/09/09(金) 13:39:21 ID:2z3AR1AS0
やれやれ
19 :
田中:2005/09/09(金) 13:43:02 ID:6OJIXZ9M0
僕はたまりつつある洗濯物の山に、
ファブリーズをシュパッシュパッとかけながらこう思った。
20 :
田中:2005/09/09(金) 14:13:50 ID:xLjLMpnD0
やれやれ
21 :
田中:2005/09/10(土) 00:04:09 ID:2l0+gMVW0
「君はそのお金を必要としている。切実にね。そして君はそれを手に入れる。
借りる、黙って拝借する、盗む……なんでもいい。どのみち君の父親のお金だ。
それだけあればとりあえずはなんとかなるだろう。
でも、その40万円だかなんだかを使い切ってしまったときはどうするつもりなんだい?
だって財布に入れたお金が、森のきのこみたいに自然に増えていくわけはないんだからさ。
君には食べるものも必要だし、寝るところも必要だ。お金はいつかなくなる」
「そのときはそのときで考える」と僕は言う。
「そのときはそのときで考える」と少年は手のひらにのせて重みをはかるみたいに、僕の言葉をそのまま繰りかえす。
僕はうなずく。
「たとえば仕事をみつけるとか?」
「たぶんね」と僕は言う。
カラスと呼ばれる少年は首を振る。
「ねえ、君はもっと世間ってものを知らなくちゃいけないよ。だってさ、君は生粋のニートじゃないか」
僕は返す言葉がなかった。
22 :
田中:2005/09/10(土) 00:59:59 ID:f8SU8mAB0
お前ら、なんでこんなに小説みたいな文章書けるの?
実は天国住人ってすごくない?ちょっとそんけい〜。
23 :
田中:2005/09/10(土) 01:10:49 ID:fTfFAWW00
「なんで僕はニートなのか?」
僕は言った。
「それは将来に対する漠然とした靄のようなイメージがあるからよ。」
彼女は煙草の煙を手で払いながら言った。
「将来に対する漠然とした靄のようなイメージ。」
僕はそれを言ってみた。
「そうかもしれない。」
24 :
田中:2005/09/10(土) 01:23:07 ID:2l0+gMVW0
「それは風の歌のようなものなの。私の言っていること解る?」
25 :
田中:2005/09/10(土) 01:27:52 ID:hXDZEPC2O
サクマドロップスを舐めて
雑談2年 天国組 田中
この前の金曜日のために買ったサクマドロップスが残っていました
おいしかったです
26 :
田中:2005/09/10(土) 01:33:07 ID:AClfcQyp0
「僕が・・・」
僕は飲みかけのコーヒーをあおる。
「僕が・・・もし仕事を見つけたら・・
その時は君の心の暗闇は歌を奏でるのだろうか?」
「わからないわ。」
彼女は微笑む。
「わからないけどこれだけは言えるかも。
止まない雨は無いってね。降らない大地は無いってね。」
彼女の言ってる事は1割も分からなかったが
僕は分かったふりをする。
27 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:21:07 ID:jihqqTFw0
l? l ?i ヽ ?ト、?/ ノ?jヽ?∧
?l ノ__ノ)ノ--)ノ_レ' //-レ'''ソy
? ?ヽ iヽィ?";;^Yヽ ?r'r'';;マ ?/
) ? ?ノノ ヾ=='´ ヾ=ニ' /
?/ // ? ? ? i
?/ / ? ,イ?i?( ? ? ? ? ? ?l
?| l |?l し') ? ? / /
<sigh
28 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:25:27 ID:ZP5M7oviO
僕は女です。でも心は男です胸は大きくならないし、生理もきません
さらに言うとゲイです。ヴァギナを一回も使ったことはなくアナルを使います
クリは感じるけど、乳首は感じません
そんな僕はなんなんでしょう
29 :
しょうゆソーダ ◆vvvvvvvK3k :2005/09/11(日) 02:28:23 ID:GNoKEXfZO
30 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:31:20 ID:7l6W96RO0
わからない
なにがわからないのだろうか
しばらく考えてみたかわからない
31 :
しょうゆソーダ ◆vvvvvvvK3k :2005/09/11(日) 02:32:57 ID:GNoKEXfZO
32 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 02:35:43 ID:1pqufn4e0
「どんな風に?」と僕は質問してみた。
「こんな風に」と彼女は言った。そして半分だけあけてあった井戸の蓋をぴったり閉めた。
そのようにして完全な、完璧な暗闇がやってきた。
33 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:25:59 ID:r4HRzqs70
クロニクルはだらだら読んでだらだら終わったな
35 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:47:41 ID:r4HRzqs70
37 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:18:23 ID:V5bGRRzy0
38 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 17:19:06 ID:eIkk3YkE0
全員今年のボストンマラソン参加な
39 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:22:03 ID:r2vh0kXFO
そんな事したら・・・
よれよれ
40 :
田中:2005/09/12(月) 00:26:39 ID:d3Lsuhd70
テレビをつけると、お笑いコンビが意味と悪意の無い会話を垂れ流している
「何言うてますのん、岡村さん〜」
やれやれ。僕も年をとったらしい。
彼のことはサッカー番組か何かで見た記憶があるが名前が思い出せない
41 :
田中:2005/09/12(月) 00:27:40 ID:ag58LqHx0
42 :
田中:2005/09/12(月) 19:24:55 ID:+qh0C81G0
それこそ春樹村山
43 :
田中:2005/09/13(火) 17:37:49 ID:EkRahmFw0
コーヒーを飲むと僕は作業に戻った
まず、一通りスレッドをチェックし、レスできそうなスレにはレスを付けていく
一息つくと、スレッドを一つ立て、またひとつひとつのスレをチェック、そしてレス
この反復をただひたすら繰り返していく
正確に時計の針が90分の経過を示すと
「そろそろ休憩の時間よ」と彼女はコーヒーを片手に僕の方にやってきた
そして、彼女はディスプレーを覗き込み、伏せ目がちにつぶやいた
「うんこちんちん・・・?・・」
「そう、うんこちんちん」
言葉が時間の中で固まり、暗い井戸の闇がぽっかりと開いた
44 :
田中:2005/09/13(火) 17:56:33 ID:GL/KRAjW0
村上春樹とは誰だろう・・・
45 :
田中:2005/09/13(火) 18:11:11 ID:itHK2Uh70
46 :
村本春雄:2005/09/13(火) 18:30:54 ID:XEduqDl40
うんこちんちんを巡る冒険
第1章 うんこから始まる電話
大学を卒業しても僕は何かを実行しようとする、そんな気力が無かった。
毎日を過ごす間に確実に自分が老いていくのが分かった。
47 :
田中:2005/09/13(火) 23:44:25 ID:EkRahmFw0
朝、目が覚めると、一ヶ月も電源を切っていないPCに向かい
スレッドを立て、レスをする。腹が減るとパスタを茹で
夜になるとビールを飲み、ビールに飽きると
モルト・ウィスキーを大きめのロックグラスにいれ炭酸水を少したらして飲む。
老いないわけが無い
48 :
田中:2005/09/13(火) 23:47:23 ID:EkRahmFw0
そんなある日のことだった。その言葉が降りてきたのは。
それは、まるで竜巻のように、形あるものを完膚なきまでに叩き壊し、巻き上げ
アンコールワットをも無慈悲に破壊するほどの理不尽で唐突なまでにやって来た
うんこちんちん♪
やれやれ、僕は旅をしなければいけないらしい
49 :
田中:2005/09/13(火) 23:51:16 ID:EkRahmFw0
まず、僕はどこに行かなければいけないのかから調べる必要があった
そもそも「うんこちんちん♪」という言葉にどんな意味があるのかすら分からない
ただ、それは、上空より降って来るものの様であり、地図はあてにならない
これは直感であり、そして決定事項のようなものだった
僕はすぐさまPCに向かいGoogleのツールバーに「うんこちんちん♪」と入力した
50 :
田中:2005/09/13(火) 23:56:15 ID:EkRahmFw0
だが、有効な検索結果は得られず数日たったある日のことだった
僕は、ついお酒を飲みながら、そのまま眠ってしまい
朝起きると愛機のノートPCに突っ伏して寝てしまっていた
グラスは転倒し中のお酒は流れ出し、僕の涎とお酒とでキーボードはグチョグチョだった
ふう、余計な仕事は次から次に降ってくる
僕は、キーボードを濡れタオルでさっと拭き、そのあとはから拭きをした
ついでにディスプレーも掃除し、引き続き「うんこちんちん♪」について
検索しようとした
しかし何をしても画面が変わらない
やれやれ、ソ○ータイマーか・・・
51 :
田中:2005/09/14(水) 00:06:15 ID:+AWfYb2i0
僕はクレームをつけるほどの元気が無かったので電気店に行くことにした
電器店はうるさいまでに人の声に溢れ、その店のテーマソングが延々と流れていた
世の中は騒音に溢れ返り、そしてそれは僕を孤独な気持ちにさせた
憂鬱な気分の中PCのパーツ売り場に向かう途中、ふと空気が揺らぐ気配がする
それは声だった。人の声でありながらどこか別の場所から聞こえてくるような、
透明感のある声がまるでリトマス試験紙が液体を吸うように僕の耳に流れ込んでくる
「お兄さん。ヤ○ーBBにしませんか?」
振り向くと滝川クリステルと加藤ローサと堀江なんとかを足して3で割ったような美少女立っていた
僕は直感で解った
ここが入り口だって
52 :
田中:2005/09/14(水) 00:09:51 ID:+AWfYb2i0
第一章 完
53 :
田中:2005/09/14(水) 00:52:30 ID:+AWfYb2i0
第二章
「準備・耳かき・ハイネケン」
54 :
田中:2005/09/14(水) 02:36:37 ID:+AWfYb2i0
よっぱらって書きなぐるのは良くない。僕は痛感した。
55 :
田中:2005/09/14(水) 21:16:38 ID:+AWfYb2i0
僕は、ヤ○ーBBの回線を引くことになり契約書にサインする
もうすでに6つ回線があることは問題ではない。今、それが必要なんだ
「また、自演の幅が増えるな。7つの顔を持つ男か」
僕は心の中でつぶやくと店を後ににした
そう言えば彼女に僕の連絡先は伝えたが、彼女の連絡先を聞いていない
僕の周りにはいつも積極的な女ばかりが集まる
君のほうから連絡取らなくてもいいのに・・・
まぁ偶然性も必要だ。冒険には
56 :
田中:2005/09/14(水) 22:37:36 ID:+AWfYb2i0
僕は3番目の彼女に電話した
57 :
田中:2005/09/15(木) 23:04:07 ID:UW3vi6wq0
一日中電話をかけ続けるが全て電話中
女とは長電話をする生き物だ
58 :
田中:2005/09/15(木) 23:08:18 ID:UW3vi6wq0
僕は仕方ないので図書館に出かけることにした
郊外にあるその図書館は公立のものではなく、いわゆる私立の個人的な図書館だった
受付に行くと滝川クリステルと加藤ローサと長沢なんとかという人を足して3で割ったような女性が図書カードの整理をしていた
59 :
田中:2005/09/15(木) 23:09:34 ID:UW3vi6wq0
僕は直感で解った。ここが入り口なんだって事を
60 :
田中:2005/09/15(木) 23:12:40 ID:UW3vi6wq0
僕は彼女に尋ねるてみる
「うんこちんちん♪について調べたいんだけど」
彼女はいぶかしそうに僕を見つめ、持っていた鉛筆の消しゴムの部分でこめかみをおさえた
61 :
村本春雄:2005/09/15(木) 23:13:19 ID:JysB5TMN0
僕が話しかけるまでもなく、彼女が僕に話しかけてきたのだ。
「あなた、探し物をしていますね。」
62 :
田中:2005/09/15(木) 23:14:36 ID:1p/XtR2P0
孤独な都市の少年が、年上の女とセックスをして慰められる。
それが村上クオリテー。さげ。
63 :
田中:2005/09/15(木) 23:17:15 ID:UW3vi6wq0
「うんこちんちん?」
「そう、うんこちんちん」
「あなた、本当にそのことについて知りたいの?」
「多分」
「ねえ。あなたって孤独でしょ。私にはわかるわ」
「そうかもしれない。ここは氏ねやらやめろだの、煽りコピペすらない」
「当然ね」
彼女は何でもわかっていた
世の中に起こりうる全ての事柄を
64 :
田中:2005/09/15(木) 23:20:20 ID:UW3vi6wq0
僕は色々な意味で涙が出た
65 :
田中:2005/09/15(木) 23:22:06 ID:JysB5TMN0
「もうこの話はやめよう、うんざりだ。」
僕は頭を振って言った。
「この話をしてきたのはあなたでしょう。」
「その通りだ」
僕はいったい何を言ってるんだ?
ここは図書館、そう図書館。
僕は何をしにきたんだろう?
うんこちんちん、それを探しに来たのだ。
意味をなさない言葉は、
空を飛ぶ魚のようにそれは僕の掌をかすめ、僕をあざ笑うかのように
闇に消えていった。
66 :
田中:2005/09/15(木) 23:25:17 ID:AodFxhb+0
ウンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーチンチン
67 :
田中:2005/09/15(木) 23:30:31 ID:8uQq39W40
よくわからないな
68 :
田中:2005/09/15(木) 23:55:50 ID:UW3vi6wq0
僕はあまりのすばらしさに混乱して、とりあえず耳かきの綿毛の部分でこめかみを押さえた
69 :
田中:2005/09/15(木) 23:56:50 ID:UW3vi6wq0
2005年の出来事だ
70 :
田中:2005/09/16(金) 00:20:39 ID:rm4pG3HK0
国分寺に住んでて津田塾大学に通ってる死んだ親友の彼女、に片思いの俺が来ましたよ。
71 :
田中:2005/09/16(金) 01:16:37 ID:vtGlGNom0
72 :
田中:2005/09/16(金) 02:45:24 ID:rm4pG3HK0
73 :
72:2005/09/16(金) 02:46:08 ID:rm4pG3HK0
74 :
田中:2005/09/16(金) 02:52:44 ID:Xbecz8X0O
やれやれ
75 :
田中:
やれやれ。また稲沢か。