ニ　　　ー　　　速　　　つ　　　ま　　　ん　　　ね

ニ　　　ー　　　速　　　つ　　　ま　　　ん　　　ね

だな

天国もな

タバコを買って、家に帰ろうと自販機から退こうとしたときにおじさんに腕を捕まれた。まんまホームレスだった。

そして、「タバコを一本くれ」とだけ言ってきた。

一本やると、咳き込みながら、「俺がホームレスだとわかるか？」と聞いてきた。
『わかります』と答えると、おじさんは笑った。

すると、唐突に彼は「俺の家を見に来ないか？」と誘ってきた。俺は怖がった。失礼ながら、相手はなにせホームレス。金には困っているのだろう。ボコボコにされて金銭を奪われるかもしれない。

だけど、おじさんの精悍な顔つきの前で俺はそれを断ることができなかった。背中を見せるのは危険だと感じた。

『行きます』。そういうと二人は川のほいへ歩きだした。タバコ屋の、車道を挟んだ向こう側には川が流れている。

ありきたりだが、おじさんはその橋の下に住んでいた。
昼でも暗いその橋下には灯りが灯っていた。懐中電灯だった。

家の中に（といっても橋の脚と脚の小さなスペースだが）案内された。

すると、もう二人のホームレスがいた。一人は見覚えのある顔だった。

その一人に俺は『どこかで会いましたか？』と聞いたが、「知らん」と邪険に扱われた。

タバコをあげたホームレスによると、彼は、この橋から隣の橋までの川を毎日掃除する人らしい。
道理で見た顔なわけだ。ここら辺は犬の散歩に来る。

どうやら三人で川の掃除しているらしい。


すると、一人の綺麗な女性がこちらにやってきた。何やら、大きめの弁当箱を２つ持ってきている。

この三人は川を掃除する仕事をすることにより女性から食事をもらっているらしい。この女性は未亡人だそうだ。

４人の出会いはこうだった。
この女性が川を散歩していると、偶然このホームレスの一人に出会ったらしい。
ホームレスは、あまりに食べられなくて、衰弱していたそうだ。女性は自宅から食料を持ってきて、彼を助けた。

ホームレスは感謝の印に何かしようとしたが何もできなかった。
そこで女性は適当に「川の掃除をしてください」と言ったそうだ。
そのことを知った他の二人のホームレスも掃除を始めた。

このことを女性が近所で仲の良い奥さんに話すと、その奥さんもホームレス達に食料を与えるようになった。

ホームレスは草を刈るなどの仕事はしていないが、川の中のゴミなどを拾い、この川を綺麗にしている。

　　　終

天国は面白いよばか
発狂さんいるから

糞して寝ろ

たのしなしななんああああ
あ３Str

ニ　　　ー　　　速　　　つ　　　ま　　　ん　　　ね

言いたい事の言えないこんな世の中はポイズン

木の精

ニ　　　ー　　　速　　　つ　　　ま　　　ん　　　ね