【レイキ】遠隔ヒーリングします【無料】

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549癒されたい名無しさん
「感じやすいんですね、姫様は。……とても可愛いですよ」

そのままするりと旗袍を脱がされ、ぴんと張った首筋を舐められる。

「ああっ……」

百合子は快感でおかしくなりそうだった。
真島の触れるとこ、口づけるところすべて、溶けてしまいそうな快感が走る。
これが普通なのだろうか。
こうして真島の寝台で彼の甘い香りに包まれ、百合子はまるでこの月夜から切り離されて快楽の膜に包まれてしまった様な気がした。

ぼうっとした悦楽に身をゆだねていると、いつの間にか、真島が彼女の足を大きく開き、そのすき間に頭を埋めようとしていた。

「やっ……そんなとこ、汚い……」

百合子はびっくりして彼から腰を引いた。

その拒絶に、真島はゆっくりと顔を上げる。
そして、耳まで真っ赤にして泣きそうな顔をしている百合子の頭を撫でた。
切りそろえられた前髪。
さらりと細くまっすぐな髪が真島の手で梳かれる。

「姫様のここは全然汚くなんてありません。それに、房中の男女は皆こうしているんですよ」
「そうなの?」

疑うことを知らない無垢な瞳で、百合子は真島を見た。
彼は百合子の頭を撫でたまま、安心させるようにその目を見て微笑むと、さらりと言った。

「そうですよ」
「お前がそう言うなら、本当ね。……我慢するわ」
「ええ」

よどみない言葉に、百合子は白い頬を真っ赤に染めながら、おずおずと膝を開いた。
彼の言うとおりそうしたものの、百合子は恥ずかしくて、おかしくなってしまいそうだった。
羞恥に膝頭が震える。
その姿に、真島は笑って百合子の頬に唇を落とした。

「大丈夫……きっと気に入りますよ」

さらりとした髪が腹を撫でるのを感じながら、百合子はぎゅっと瞳を閉じた。