「沖田せんぱ……」
何事か問いかけた千鶴は、すぐにそれどころではなくなった。
沖田が、千鶴のスカートをたくし上げたのだ。太腿には先程つけられた痕がそこかしこに残っているが、
沖田はそのまま千鶴の脚の間に割り入った。そして、スカートの影で千鶴からは微妙に見えない部分に、
顔を埋める。
「な、何……っ!」
先程までの愛撫で濡れ始めていたそこは、すぐに沖田の舌に反応した。くちゅ、と粘り気のある水音が、
シャワーの音に交じる。
「っふ、あっ……っ!」
小さな蕾は既に熱く、舌先でそれを強く擦り上げると、千鶴の口から嬌声が溢れた。
「ん、……っぁあああんっ……は……っ、ん……っ」
口唇で挟み、それから口腔内で吸い上げる。千鶴の太腿が大きく震え、両手が支えを求めるように沖田の肩を掴む。
「……やっ……っぁあん……っ、……ふ……んぁ……っ!」
秘められた花から蜜が溢れてくる。沖田がそれを啜る度、千鶴の身体はびくびくと跳ねた。
「……っああ、……っん……、せん、……ぱ……っ……」
舌でくすぐるように弄ると、愛蜜はとろとろと溢れ、沖田が啜りきれなかった分は千鶴の太腿を伝い、床に流れ落ちた。
そしてそれも、シャワーの湯に消されていく。
ずっと嬲り続けていたら、花蕾がぷっくりと膨らんできた。それを指で擦り、押し潰す。指先にまとわりつく愛蜜を
塗り込めるように刺激してやると、沖田の肩に千鶴の爪が食い込んだ。
「は……ぅん……っ、っあ……ん……、ん……っ」
きつく目を閉じて快感に耐えていた千鶴が、不意に何かに気づき、沖田の肩から手を離そうとする。
「いい、よ」
「っん……っ、で……も……っは……ぁんっ……」
「平気。そのままで、いいから」
――痕、残して。
秘花に舌を差し入れ、内部を抉りながら、沖田が告げる。それでも戸惑う千鶴に、彼は顔を上げて、困ったように笑った。
「君、こんな時に、僕以外の、何に縋るの」
だからつかまっていいよと囁かれ――もうその舌の動きと口唇の微妙な揺れ、そして秘花にかかる息だけで、快感は強まっていくばかりで。
千鶴は、彼の言葉を受け入れた。
ぎゅ、と力が入ったのは、その瞬間に、中の深いところを抉られたからだ。
「――……っ!」
「ここ?」
聞かれても、答えられない。そこに触れられるだけで、全身に電流が走るような気さえする。
「あ……っぁあ、……っあ……!」