今から16〜17年前くらい、日本発祥の靈氣がレイキとして逆輸入!
という謳い文句でちょっとしたブームになった。
あの当時、各地でレイキセミナーが雨後の筍のように次から次へと開かれ、
マスターシンボル(大光明)まで到達するのに下手したら30万円くらいかかっていた。
ラジニーシ(和尚)のところの日本人サニヤシン(自称・弟子)などは、
オショーレイキと名乗って、我々のレイキは他のところのとは違う、とも言っていた。
いずれもファースト、セカンド、サード、ティーチャーと進むにつれて
3万、5万、10万、15万と受講費が上がって行き、ティーチャーまで行った人は、
元を取ろうとして大した実践経験もないまま自分でもレイキセミナーを始めるようになった。
レイキティーチャー同士のイザコザも酷かった。
上記のようなレイキセミナーバブルに精神世界がにぎわっていた頃、
小田原在住の鍼灸師がファーストからサードまで通しで8万円という、
当時としては格安のレイキセミナーを始めたところ、
他のレイキティーチャーから大ブーイングが起こり、
そんな卑怯なことをされたらこっちは商売あがったりだ、とばかりに
その鍼灸師を攻撃し始めたのだった。
そういった経緯を知っている人たちが、レイキ?ああ、あんなのインチキだよ、
レイキ教えてる奴らを見てみろよ、それが答えだよ、と言うのも当然と言えば当然だろう。
・チョクレイ、チョクレイ、チョクレイ(勅令、直霊)
・セイヘキ、セイヘキ、セイヘキ(聖壁、性癖)
・ホンジャゼショウネン、ホンジャゼショウネン、ホンジャゼショウネン(本者是正念)
・ダイコウミョウ、ダイコウミョウ、ダイコウミョウ(大光明)
これらのマントラとシンボルを本で公開した人も非難の対象になっていた。