意味へ続き
ところで今日たまたま録画してた映画「フライ、ダディ、フライ」見たけど
邦画はあまり見ないんだけど、久しぶりに釣り込まれるように夢中になってみたよ
見方によっては「ベストキッド」の逆バージョン的な感じもしたけど
娘を有力者の息子(学生ボクシングチャンピオン)に乱暴された父親が包丁を持って
間違って別の在日の学校に乗り込みそこのあるグループに止められ、訳を聞いた息子みたいな
グループの中心の少年に勧められ、格闘技の特訓を受ける
その少年は10歳のころストレスから通り魔と化したサラリーマンからナイフで刺されて
長期入院した過去がありそのとき離婚してて父親はいなかった。
それとき少年はもう二度とこんな目に合わないよう自力で格闘技をしょうと
心に誓い以来ブルースリーを師匠とし奥儀をマスターしたのだった。
長期特訓が終わり冴えないおやじから逞しい体に変身したおやじは
その少年のグループたちがお膳立てしてくれた有力者の息子との対決の場へ向かう
最後に少年と親父との対話
おやじ 俺はあいつに勝てるだろうか?
少年 勝つことは難しくない 問題はその向こうにある
決戦のとき、チャンピオンの獰猛なパンチを喰らったおやじは一瞬恐怖で心が折れかけた
そのとき脳裏にその少年の言葉が浮かんだ恐怖から逃げるな、受け入れて自分から飛び込むんだ
そして相手の懐に体を投げてついに組み伏せた。頭に乱暴された娘の顔が浮かぶ
死ねとその首にかけた腕に力が入る、フト少年の姿が視界に入る
少年は黙って空を仰いでた、おやじも釣られて空を仰ぐ
そこにはどこまでも透き通った青空がどこまでも広がっていた・・・・
おやじは悟った、勝敗の向こうにあるものを・・・俺はこの体験を通じ今まで知ることがなかった
素晴らしい世界を知った少年のお陰で・・静かにその腕の力を緩め、二度とするな!と一言った。
その場を去るおやじの背に少年がひとこと声をかけた。「フライ、ダディ、フライ」飛べおやじ、親父と・・・
おやじは走ったどこまでも両手を広げ鳥のように自由に空を駆け上がるかのように
「フライ、ダディ、フライ」
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5