涙が出るほどいい話 2粒目

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783コピペ
漏れのお袋は中卒。
貧乏だったから小学校も、中学校もほとんど行かずに家業の手伝いをしていたようだ。
そして食い扶持減らしのために若くして結婚。
それでも「父さんで良かったよ」っていつも言ってた。
自分に学が無いからって、必死で働いて俺を学校にいかせてくれた。
自分のことには何にもお金を使わなかった。
漏れも就職して、もう中堅社員だってのに
出張の度「何かあると困るから」って封筒に金を入れて無理やり漏れに渡してくれてた。
封筒には「○○え」って書いてあった(○○は漏れの名前)
いつも「え」じゃない「へ」だって言っても
「お母さん学がないから…ごめんね」って言ってた。
そんなお袋が癌になった。
もうどうにもならなかった。
隠してたけど気づいていたようだった。
最後まで漏れは親孝行できなかった。
付き添ってやるくらいしか…
なのにお袋、最後に
「お母さんの子に生まれてくれてありがとうね」って言った。

母さん。僕のほうこそありがとう。