IBM/Lenovo トラックポイント付き単体キーボード7

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607不明なデバイスさん
>>606
俺も赤軸が到着した。TEX yoda キーボードを知らない方は
ttp://deskthority.net/news-reviews-f4/tex-yoda-keyboard-release-t7303.html

何はさておき、やはりトラックポイントのレポートをせねばなるまい。
(トラックポイントを名乗るからには特許料を支払ってホンモノを使ってるのかな)
なお使用OSは Linux である事をあらかじめ断っておく。

(0) 詳しい仕様が不明
技術資料が欲しい所だが、送られてきたものにはドキュメントの類が一切無い。
WEBに載せてくれれば嬉しいが、まだちゃんと探していない。

(1) 感度が良過ぎるw
普通のマウスのカウント数や解像度に相当するものをどう定義すべきか、という
問題もあるが、そもそも (0) で述べた事情もあって定量的な評価値は無い。
従って以下は定性的・感覚的な評価にとどまる。
 何の設定もせずに Linux マシンに接続したが、lenovo のキーボードよりも
ビュンビュン高速にカーソルが動く。もちろんん速過ぎるのはドライバ側で
遅くすればよいのでまったく問題はない。OKIの mini keyboard のように
速く動かしたくても動かせない、泥のような「トラポモドキ」とは雲泥の差だ。
高い金を支払って「トラポモドキ」だったらどうしようか、と不安だったが
この点は合格。
608607:2014/05/27(火) 05:34:00.45 ID:IZInqW8B
(2) センターボタンに問題あり!
マウスボタンが3つあるので普通にセンタークリックなどが出来ると思っていた。
だがこのセンターボタンは普通に使う限り、トラックポイントと組み合わせた
ホイールエミュレーションにしか使えない。つまり

(2-a) ホイールエミュレーションをドライバではなくハードウェア的に実現する
という点においてはレノボの青葉キーボードと同じ。
(2-b) だがレノボのキーボードが同時に中ボタン押しのイベントを生成するのに
対し、TEX yoda はそれが無い。

うーん、これはアホだと言えよう。
・ソフトウェア的に実現できる機能をハードウェアでサポートしてるクセに
・ソフトウェア的に実現できない機能がハードウェアでも出来ない
のだから。

問い合わせてみたところ「左(または右)ボタンを押しながら中ボタンを押せ」
と言ってきた。確かにそれで中ボタンのイベントが発生してくれるのだが、
毎度左(または右)ボタンを押すイベントも同時に発生してしまう。

あかん、これでは使えない。他の部分は圧倒的に優れているので、何とか
ストレスの無い代替手段を考えなければ。

(3) 背面スィッチについて
キーレイアウトを変更する6連DIPスィッチの他に、トラックポイントの
3ボタンの役割を変更するスィッチが2つある。

(3-a) SW1 : 左ボタンと右ボタンの交換
(3-b) SW2 : 中ボタンを Fn キーに

うーん。(3-a) なんかソフトウェア的に実現できるのだから不要だろう?
中ボタンクリックを可能にするスィッチが欲しかったなあ。
609607:2014/05/27(火) 05:36:42.00 ID:IZInqW8B
以上、高い買物だったので不満点を中心に書いてしまったが、本当に待ち
望んだキーボードで、中ボタンの問題以外は喜んでいる。
以下トラックポイント以外の点について述べる。

(4) 打鍵感
Chery のスィッチは好みが分かれるとは思う。静電容量式に惚れ込んで
いる人から見れば、安物スィッチなのかも知れない。だがそれでも NotePC
のキーボードに較べれば、月とスッポンだと思う。パンタグラフキーボードは、
所詮妥協の産物に過ぎない。

(5) 重い!
ガッシリしたアルミケースに収まっている。ものすごい剛性で、レノボの
キーボードみたいに撓む不快は無い。おかげでズッシリ重い。
HHKBなら持ち歩こうという気になるが、このキーボードを携行する気には
なれない。

(6) 背が高い
自分はパームレストは使って来なかったのだが、このキーボードにはパーム
レストが必要になりそうだ。余分なモノを机に置くことになるなんて、
せっかくのキーボードのコンパクトさが台無しだな。