Vistaの音とび・遅延対策(1)
984 :不明なデバイスさん:2008/10/04(土) 22:51:17 ID:Xo8/4MYB
Vista (32bit/64bit)でのUSBオーディオの音飛び・遅延対策についてまとめてみた。
Vistaではオーディオのハードウェアによる再生支援機構がなくなった(DirectSound HALの廃止)。
その影響をもろに受けたのがUSBオーディオデバイスで、多少の負荷によって再生時に音飛びや
遅延が発生することがある。Vistaではリアルタイム性を要求されるソフトウェアのためにMMCSSと
言う新しい機構が用意されたので、MMCSSを利用するようにソフトウェアを書き直せばよいのだが、
現状では対応しているのはWindows Media Playerくらいしかない。さらに、そのMMCSSもチャチな
ものであり、Windows Media Playerを使うとネットワークの転送速度が劇遅になるなどの副作用
がある(ソース
ttp://blogs.technet.com/markrussinovich/archive/2007/08/27/1833290.aspx )。
どのみち、VistaにおいてUSBオーディオの不具合を回避するためには、たえでさえ遅くてイライラ
するVistaのパフォーマンスをさらに下げる方法しかない。
DPC Latency Checker (→
ttp://www.thesycon.de/deu/latency_check.shtml )で赤のラインを
ちょくちょく越えていると音飛びが発生しやすい。次の2つはこのような状況に対する対症療法。
Vistaの音とび・遅延対策(2)
985 :不明なデバイスさん:2008/10/04(土) 22:52:09 ID:Xo8/4MYB
Vista (32bit/64bit)でのUSBオーディオの音飛び・遅延対策についてまとめてみた(続き)。
[手順1(ソース
>>296)]
regedit.exeを起動して次のキー:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Multimedia\SystemProfile\Tasks\Audio
において
Priority: 2, Background Only: False, Scheduling Category: High
と変更する。さらに↓を参照して再生ソフトの実行優先度を上げる。
ttp://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/112changepriority/112changepriority_02.html 上述のサイトにも書いてあるが、起動するプログラムのパスにスペースが入っていたり、パスを
ダブルクオーテーションで括ったりするとうまく動作しないので注意。
[手順2(ソース
>>333)]
手順1で効果がない場合は
システムとメンテナンス→電源オプション→バランス(デフォルト)→プラン設定の変更→
詳細な電源設定の変更→プロセッサの電源管理→最小のプロセッサの状態→100%
に変更すると良い。
[その他の噂(手元では確認できなかった)]
コントロールパネルからサウンドのプロパティを開き、オーディオデバイスの「音の明瞭化」で
「すべての音の明瞭化設定を無効にする」をチェックすると音飛びが改善される。Creative製品
を使っている場合は該当のタブが存在しないので、「Sound Blaster」と言うタブの中の「Disable
Sound Blaster enhancements」をチェックすることになる。
Vistaの音とび・遅延対策(3)
987 :不明なデバイスさん:2008/10/05(日) 03:43:50 ID:3tlxlMQh
Vistaの音飛びを何とかした。
アプローチが違ってて役に立たない人にはごめんなさい。
<< 原因 >>
無線LANドライバに起因するDPC遅延(DPC LATENCY)
<< 処置・効果 >>
○無線LANを無効にして有線LANにする。
何もしていなくても音飛びしてた現象の解消。
システム全体のレスポンス向上。
×IntFiltrでフィルターを作成しても効果無し。
×レジストリのProcessorAffinityMask修正も効果無し。