[RGB←→D端子] トランスコーダー総合 part C
360のVGA1920x1080が映らない理由は水平ブランキング幅が短くて同期できないから。
ブランキング幅は走査線の帰線時間なので足りないと、左右が切れたり全く映らなかったりする。
W900の推奨水平ブランキング幅2.7μs以上。
1.88μsしかない1080pはトラスコ経由で映らなくても異常じゃない。
PC出力はVESAのGTFなどCRTの特性に合わせたタイミングのため、1920x1200@76でも
2.8μ程度の時間がある。
FW900は推奨幅2.3μs以上、スケーラーからのRGB1080pはなんとか左右が切れずに映る。
でも360のVGA1920x1080は左右が2〜3%程度切れてしまうので、標準の1080pより短い値のよう。
ここまで短いとワイド管は無理、F980やF520といった4:3の高級管ならフルスキャンできるかもしれない。
このタイミングだとCRTは相手にしていないのか、または、どこかの帯域不足で有効解像度ギリギリの
ドットクロックにしたって感じがする。