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不明なデバイスさん:
●無線LAN用語
☆基本用語
・AP……(無線LANの)アクセスポイントの略。無線LANの親機のこと。
・クライアント……無線LANの子機のこと。
・ch(チャンネル)……無線LANで使用する周波数帯。規格が同じでもchによって微妙に周波数が異なる。APで設定可能。
・IEEE 802.11g/IEEE 8.2 11b……無線LANの規格。2.4GHz帯を使用。最大速度は11gが54Mbps・11bが11Mbps(いずれも理論値)で、両者は共存可能。
電子レンジや一部のコードレス電話などと周波数帯を共用しているので、それらの影響を受けて速度が低下する場合がある。
・IEEE 802.11a……無線LANの規格。5.2GHz帯を使用。最大速度は54Mbps(理論値)。
日本ローカル版(J52)と世界標準版(W52・W53)があり、古いJ52のみ対応の機種だとW52・W53対応のAPに接続できない場合があるので注意。
・ESS-ID/SSID……同一の無線LANのグループであることを示すID。
・Wi-Fi……無線LANの業界団体「Wi-Fiアライアンス」が定めた名称。Wi-Fi認定を受けているAPやクライアントは相互接続が保証されている。
・ホットスポット……街頭や公共施設内・商業施設内などで無線LANを使用できるよう設置されているAPのこと。公衆無線LAN。
☆セキュリティ関連用語
・ANY接続禁止……多くの無線LANのAPでは、クライアントのESS-ID/SSIDが「ANY」に設定されているとAPのESS-ID/SSIDを無視して勝手に接続できてしまうが、これを禁止する機能。
ESS-ID/SSIDはWindowsXPのワイヤレスネットワーク接続機能やNetworkStublerなどのソフトで容易に取得可能なので、セキュリティ的には気休め程度。
・ESS-IDステルス……ESS-ID/SSIDを隠すことで他人に勝手に接続されることを防ぐ機能。
事前にESS-ID/SSIDを知っていれば接続できてしまうので、セキュリティ的には万能ではない。
・MACアドレスフィルタ……無線LANのクライアントのMACアドレス(固体識別用の記号番号)をAPに登録することで、登録されていないクライアントから接続されることを防ぐ機能。
MACアドレスの欺称も可能だが、家庭内での使用ならこれをやっておけばだいたい大丈夫。
・WEP……無線LANの通信を暗号化する技術。64・128・152bitなどの強度がある。
解読法が発見されており、64bitでは早ければ数分〜数時間程度で解読されてしまうので、最低でも128bitに設定すること。
うまく接続できないときは暗号化キーを16進で指定してみるべし。
・WPA……無線LANの通信を暗号化する技術。複数の暗号化技術を組み合わせて暗号強度を強化してある。
脆弱性が発見されているが、WEPよりは安全。
暗号化キーは英数文字混在で20文字以上にしておくこと。
・プライバシーセパレータ……無線LANのクライアント同士の通信を禁止する機能。バッファローの一部機器が搭載。
☆メーカー名など
・Wi-Fiアライアンス……無線LAN機器ベンダーの業界団体。
・Lucent(ルーセント)……無線チップメーカー。評判はよい。少し前のバッファロー製品などに搭載。
2000年7月にマイクロエレクトロニクス事業をスピンオフしてAgere設立。
2002年6月にProximがAgereの無線機器事業を買収。
・Agere……2002年6月にProximへ無線LAN機器事業を売却。売却後はチップ等を提供するメーカーに。
・Proxim……AgereのORiNOCOを含む無線LAN機器事業を買収した無線専業メーカー。
・Globespan Virata……ACCAなどのADSLモデムのチップなども作っている半導体メーカー。
・Intersil……旧HARRIS Semiconductor社。多岐に亘る機器向けの半導体製品を生産しているメーカー。
かつては一部のメーカーの製品に同社製のチップが搭載されていた。評価はともかく価格も低めに抑えられていたが、
2003年7月にGlobespan Virataに無線ネットワーク製品部門を売却。
2004年2月末には、同社はConexant社との合併手続きを完了。Conexant社の社名をそのまま引継ぎ現在に至る。
・Atheros……無線チップなどを手がけるメーカー。最近はNECやコレガなどをはじめ採用メーカーが増えている。
・Broadcom……無線チップなどを手がけるメーカー。最近のバッファロー製品などに搭載。
・Texas Instruments(TI)……AlantroやRadiaを買収し進出してきた大手半導体メーカー。
・3Com……LAN機器などを扱う大手メーカー。有線LANのいわゆるブランドメーカー的存在。
・Realtek……LAN機器などを扱う大手メーカー。ローエンド製品に採用例が多い。
・Conexant……ネットワーク機器のチップを生産する総合メーカー。
・ORiNOCO……Proxim(←Agere←Lucent)の無線LANデバイスの商品名。旧名WaveLAN。
・Prism……Globespan Virata(旧Intersil)の無線LANチップ。安価だが感度がいまいち。
・XJACK……3Comの販売するカードで、カード内部に収納・引き出しできるアンテナの名称。
・Centrino……IntelのCPU+チップセット+無線LANチップで構成されるブランド。
☆高速化技術関連用語
・フレームバースト……パケットをバースト転送することでスループットを高めること。
・PRISM Nitro……Intersil独自のバースト転送による無線LAN高速化技術。
・Xpress……Broadcom独自のバースト転送による無線LAN高速化技術。
・SuperAG/SuperG……Atheros独自のバースト転送にハードウェアによるデータ圧縮を併用した無線LAN高速化技術。
・MIMO……IEEE802.11gを拡張して108Mbps(理論値)の通信を可能とした高速化技術。読み方は「マイモ」。
☆2ch特有の用語
・汗……Atherosという無線チップメーカーの愛称。
・汁……Intersilという無線チップメーカーの愛称。
・蟹……Realtekというチップメーカーの愛称。チップに蟹の絵柄があるのが由来。
・バッキャロー……バッファロー。バカヤロー+バッファロー=バッキャロー。メーカー
・ダメルコ……旧メルコ(現バッファロー)。ダメ+メルコ=ダメルコ。メーカー。
・ウンコレガ……コレガ。ウンコ+コレガ=ウンコレガ。メーカー。
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