QUIXUNのGA980IKを買ってきたのでレポを。
このLCDはXEROXのOEM品とのこと。
XEROXは国内ではLCDのサポート拠点を持っていないので、QUIXUNに委託しているそうな。
応答速度は20ms(白→黒→白)、8ms(中間色→中間色)でOD搭載。
と、カタログスペック上はなっているが、実際に動きの激しいシーンで確認してみると
そこまでODは掛かっていない感じ。体感16msTNよりややマシぐらいかな。
パネルはMVA-P、ただガラスコートの所為か色の鮮やかさといいぎらつきといい限りなくIPSに近い。
なお、ぎらつきと表現したがLGのIPSのような粒子状のものではなく、純粋に発色が強いという感じ。
低反射ガラスコーティングの効果だが、さすがに低反射ブラックTFTと肩を並べるのは無理。
しかし普通の光沢液晶と比べると、反射光を50%程度に抑えてくれている。
室内蛍光灯の反射はほぼ気にならないレベルになっているので、とりあえず合格。
視野角に関しては170/170に偽り無し。縦や横から覗き込んでも画質に変化なし。
秋葉原のフリージア店頭にて\59,640(税込み)で購入したのだが
店員さんによると、この値段からさらに値引きできるとのこと。
なお、ドット抜け保証のようなサービスは原則無し。
そこでドット抜け恐怖症の私はこの値段のままでいいから
この場でドット抜けの確認をして、ドット抜けが確認できたら交換してくれと頼んでみた。
交渉は中央にドット抜けがあった場合は交換OK(端っこはNG)で成立。
というわけで早速確認してみたのだが、結果はドット抜けは無し。ちょっと損した(?)かな。
総合的に見ると、この価格でここまでの品質を出せるのは素直に凄いなと思った。
無論、品質だけに拘れば、他社の高級モデルにはかなわないけどね。