【MHP2G】オトモアイルー育成日記 24匹目

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8名無しさん@お腹いっぱい。
テンプレ終わり。


※読み物

225 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2008/06/15(日) 15:16:54 [昼] ID:GMO7pdFN
友人が、すごいアイルーを連れているという。
何でも攻撃力は5万を超え、防御力も3万はくだらないそうだ。
話を聞くと、数発でアカムも沈めるらしい。
友人は、最近の狩はもっぱらそのオトモに任せきりだと言う。
久しぶりに会った彼からは酒の匂いが強く感じられた。
ここしばらく、武器も手にとっていないようだ。

好奇心から、そのオトモに会って見たいと申し出た。友人は快諾してくれた。
もうすぐ、友人が来る時間だ。
「そろそろ来るから、お茶を頼む」我が家のオトモに言った。彼女は私を一瞥して、
キッチンに引っ込んでいった。私が新しいオトモに会うのが気に食わない様子。
悪いとは思ったが、これもハンターの性だ。スキル構成、トレーニングの配分は
他人のオトモも見て参考にしたほうがいい。
それが、将来一人立ちするオトモのためにもなるのだから。

あとでマタタビでもやって機嫌を取っておこう。
「おーい」玄関から声がした。どうやら友人がオトモを連れて来たようだ。
果たしてどんな出で立ちだろう。毛並みは何かな。玄関に行き、戸を開けた。
「よく来たな、噂のオト

見た瞬間に吐いた。何かがそこに居た。
人間ほどもある体躯。
ぶくぶくと肥大化した筋肉の塊、むき出しの筋繊維に血走った血管。
毛並みどころか皮膚など微塵も残っていない。
半開きの口から垂れる涎が、ババコンガすら逃げ出すほどの汚臭を放つ。
あの澄んだ翡翠の眼は白く霞がかかって、白内障のように澱んでいる。

ガチャンと音がして、茶碗を載せた盆を捨てた我が家のオトモが
私と怪物の間に割って入り、威嚇の声を上げる。
友人が声をかけてくる。「おいどうした、大丈夫か」
大丈夫か、だって?お前、何を言ってるんだ。
そこに居る化け物が見えないのか。
「こいつがオトモだよ。強い、オトモだ」
何処がだ。何を言ってる。
お前のそれは何だ。
それは一体何だ。


俺の脳内のチートオトモ想像図はこんな感じ