【DS】ラストバレット【狙撃手】

快感フレーズやっと一周終わった（高山END）
>>374から単純計算すると個別END見るのに5時間×6で30時間
共通のイベントは早送りするとしても15〜20時間はかかるのかな
2種類のミニゲームは音ゲーとかじゃなくてざっくり言うともぐら叩きなんでいらない気もするけど
ゲームの進行を妨げるような超絶難易度というわけでもないのでまあ許容範囲

原作未読なのでゲームシナリオと原作との関連についてはまったくわからないけど
原作を知らなくても普通についていけた
ストーリーは巧妙な伏線や予想外の展開がなくありがちといえばありがちだけど
特にだれることもなく「ちょっと業界風味のラブコメ」として楽しめた
（石塚夢見の「ピアニッシモでささやいて」とかなかじ有紀の「RED」とかを
　ありがたがって読んでいる人間の感想なのでかなり水増しがあるかも）

クリア後に追加されるEXTRAモードは6種類
・キャラプロフィール（身長体重生年月日血液型含めて40種類近くあり異様に凝っている）
・画像アルバム
・ミニゲーム
・ムービー再生
・シーン編集（キャラ、表情、衣装、背景、BGM、台詞を選んでシーンを合成する
　ある意味プリクラのようなツール）
・Special（まだロック解除されていないので内容不明）

ボディタッチは何度も突っついていると「しつこい」とか言われるので
そのときには好感度が下がっているかもしれないが
会話の選択肢による上下ほどの影響はないと推測
あと時々「ああっ」とか悩ましげな声を出すこともあるが
反応するポイントが2か所くらいしかなくエロさもほとんどない
（やったことないけど「どきどき魔女神判」と比べて極めて薄味？）

ミニゲームは10点単位で0〜100までのスコアがあり
バンドの「TEAMWORK」パラメータに影響していそうだが
（最初「NORMAL」だったのがいつのまにか「GOOD」→「BEST」と変化していた）
ストーリー進行との関係は不明
BGMに寂れたサーカス小屋のような曲があったのでバンド失敗がらみの
BAD ENDがあったりするかもしれない

キャラで少し気になったのはバンドメンバーが妙に物分りが良すぎるところ
ミーティングでの意見対立はあるが常に全員が互いの考えを客観的に理解しあっていて
あっさりと合意点・妥協点に達してしまう
それにゲームの性質上しかたないのかもしれないが
全員でプレイヤーキャラを取り合っているのに引き際が良すぎる
そういうエゴの少なさがキャラの個性を消してしまっていてちょっともったいない気がした

総体としては、恋愛アドベンチャーとして問題なく遊べ
親切機能・操作性の良さのおかげで周回プレイも苦痛なくできる（まだやってないけど）
システム・シナリオ・グラフィック・音楽・キャストいずれもきっちりまとまっていて
プログラムとしての品質も極めて高い（いまのところバグ無し、テキストのミスもごくわずか）
セーブ/ロード画面への異常なほどのこだわりは本作でも全開
最大のマイナス点は恥ずかしいタイトルの割には薄味なところ
CERO C相当にしてでももう少し演出面で冒険したほうが話題作りという意味でも良かったかも

四天王誕生を期待していた方々には残念でした
思わず徹夜してしまったが幸い会社休みなのでこれから寝ます