スクエニ「DQM-Jではアストロンやすてみが最強だ」

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1枯れた名無しの水平思考

★モンスターの使用率は、ダントツでゴールデンスライムが高く、ほぼすべての参加者のパーティーに金色の姿が確認できた。
ほとんどの特技に耐性があるため、ザオリクやラリホーマ要員として愛用されていたようだ。
他には、特技耐性の高いスライムマデュラ、強力な攻撃呪文マダンテを使うデスタムーア、
ブレス系攻撃が得意なりゅうおう、ステータスの高いエスタークなどの使用率も高く、
これらのモンスターで構成されたパーティーが上位入賞を果たしていた。

 東京地区予選でよく使われていた特技は、敵モンスターを眠らせる「ラリホーマ」や混乱させる
「メダパーニャ」などの状態異常系のもの。運がらみの戦術ともいえるが、相手の戦術を崩す手段として多用されていた。
また決勝トーナメントでは特技「すてみ」が多かった。受けるダメージが2倍になる代わりに
通常攻撃の2倍のダメージを与えるというハイリスク・ハイリターンな技だが、
「ラリホーマ」などで状態異常にされる前に大ダメージを与えられる可能性があるのが利点。
お互い「すてみ」合戦になる光景が多かった。

 午前、午後の部ともに優勝者と犬塚プロデューサーとのエキシビジョンマッチが行なわれた。
犬塚プロデューサーのパーティーはスライムマデュラ、ゴールデンスライム、デスピサロという構成。
犬塚プロデューサーは午前の部ではほぼ全ての攻撃を無効化する「アストロン」で回復役を守るも、
回復役でないモンスターが「すてみ」で落とされてしまった。
思わず「そっちか!」と叫ぶほどリードされてしまい敗北。午後の部も同じパーティーでバトルを行なったが、
相手の行動を読み切れず惜しくも負けてしまった。

最後に犬塚プロデューサーへのショートインタビューを掲載しよう。

――午前の部のエキシビジョンマッチお疲れ様でした。

犬塚氏 : てっきり回復役から潰してくると思ったのですが、別のモンスターを狙われてしまいました(苦笑)。
一気に崩されてしまいましたね。

――名古屋、大阪、東京と各地の大会を開催し、傾向の違いなどは感じましたか?

犬塚氏 :名古屋と大阪は「イオグランデ」や「さみだれぎり」でガンガン攻めてくる参加者が多かったですね。
個人的には私の好きな戦術です(笑)。それに対し、東京地区予選は「ラリホーマ」や「メダパーニャ」がとても多かったですね。
「ラリホーマ」で動きを止めて、「すてみ」で攻めてくるというパターンです。
「すてみ」は非常に有効な特技ですので、上級者との対戦時は何らかの対策が必要になるでしょうね。

――「アストロン」とかですね。

犬塚氏 : どれが狙われるかを読めていないと、私のように惨敗してしまいますけどね(笑)。

――オススメのモンスターなどいますでしょうか?

犬塚氏 : 私個人としては、「デスピサロ」がオススメですね。最大HPなどのステータスも高いですし、
テンションアップでダメージ量の増加も狙えますし。眠らされやすいのが弱点ですけど。

――最後に「DQM-J」ファンへ一言お願いします。

犬塚氏 : ゲームの発売からすこし時間は経っていますが、バトルのクオリティは進化し続けていると思います。
ぜひ幕張の「スクウェア・エニックス パーティ 2007」で開催される
「Great Masters' GPチャンピオン大会」で熱いバトルを観戦してください。

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20070409/dqmj.htm?ref=rss