486 :
枯れた名無しの水平思考:
20XX年日本経済新聞タケシ任天堂社長「私の履歴書」
今でも思い出すあの日の出来事・・・母の悲しそうな顔
そしてクタッキーの本心
僕は生れて初めてのゲーム機に興奮した。
J('∀`)し
t─┐ノ( ノ) ヾ('∀`)ノ<これ欲しかったんだ
│■| | . (_ _)
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レジに着き、PS3を買おうとするとソフト込みで7万円と言われた。
そんなたくさんお金持ってきてないから、やっぱりいいです。としか言えなかった。
──┐
│ _[sony]
│ J(;'Д`)し (`Д´ ) <買えもしないのに持ち出すな!
│ ( )\('д`) ■ヾ( ) 棚に戻せ戻せ!
│ || (_ _)ヾ / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
──┐
│ _[sony]
│ J( ;'A`)し ( `Д´) <これは高級レストラン 貧乏人は卑しくていかんわ!
│ ( )\( 'A`) ヾ( )ノ■ 貧乏人の子供の場末の食堂に逝けよ。
│ || (_ _)ヾ ||
クタッキーの本心は僕らを搾れば搾る程お金が出てくる雑巾と見なすものだった
そして僕達は結局PS3を買えなかった
帰り道、母は少し泣いていた
後日別のゲーム機を買ってもらえた。
今でも思い出す。歓ぶ僕を見る母の凄く嬉しそうな顔を。
──┐
│ [任天堂]
│ J( '∀`)し (´∀` ) <Wiiなら本体にソフト付けても安いよ
│ ( )\('∀`)ノロロヾ( )
│ || (_ _)ヾ ||
Wiiの本心はゲームは皆で楽しむもの。それはユーザーとメーカーも一緒に楽しい思いをすることとも同じだった。
顧客から金を搾取る事しか考えていない企業の商品には無い特徴を備えていた。
あの日、僕は顧客の立場に立ち、一緒に商品を作って行く事を学んだ。今でもその大切さは忘れない。
SONYは何年か前に名前がサムソンに変わってしまったけど、相変わらず僕らはユーザーと楽しくゲームを作り出している。
顧客を金づると見なすなかれ。共同開発者として迎えよ。これが僕の経営戦略だ。
20XX年日本経済新聞タケシ任天堂社長「私の履歴書」