クマトラ「正直言って‥‥リュカが最後の針を抜く瞬間、
オレは怖くて仕方がなかった。
‥‥信じてはいたんだ。
‥‥信じてはいたんだが、身体が全部吹き飛んでしまうかのような、
恐怖を感じていた。だが‥‥この通りだよ!
みんながみんな、みんなみんな‥‥こんなに元気じゃないか!
オレたちは、とてつもない大きな何かを取り戻したんだ!
なんだか、オレは‥‥涙が出て止まらないんだよ。
なんだ、この気持ちは。なんだろうな‥‥この気持ちは」
ダスター「クマトラが泣いているのなんて、初めて見たよ。
かーわいいなぁ、こうしてみると」
クマトラ「なんだよっ、泣いちゃ悪いのか! それと‥‥かわいいとか言うな!」
ダスター「あ、なに? 恥ずかしがってるの? それも初めて見たな。
はっはっは! かーわいい」
クマトラ「うるせー! うるせー!」
END?