>>96 まあ、そうカリカリするなよ。
そうやっていつまでもいじけたって、なんにも楽しい事はないわ。
今までの事は捨てて、気持ちを切り替えて頑張っていく事にした。
そういや、よく考えてみると、私は生まれた時から一度も
健聴者で聞こえる自然な音を聞いたことは無いにゃ。
生まれて、7ヶ月で左耳は完全聾、右耳は90dBの重度付近の難聴とわかり、
右耳に補聴器が付いて、補聴器から入ってくる音を頼りに育っていった。
もちろん、きちんとした言語訓練を受けて、音声言語をしっかり獲得し、
ちゃんと話せるようになっている。
30年間アナログ補聴器、デジタル補聴器は僅か1年…。
アナログ補聴器での使用歴が長いため、アナログ補聴器から入ってくる音が
あたかも自然の音だと頭がそう思ってしまっている。このため、デジタル補聴器へ
置き換えた時、デジタル補聴器特有の音に慣れるのに、半年以上はかかった…。
両耳装用に関しては、小学校に上る前、一度両耳装用を試したこともあるが、左耳は
補聴器を使っても全く聞こえていないことがわかり、両耳装用が困難という事情があった。