障害児の親は非常識

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流れを切ってしまってすみませんが…

>>554
彼は、自閉で多動でした。
身体の障害はなかったと思いますが発育は遅く、小1の時には2、3歳下に見えました。
それでも、まだ他の子達も幼稚でお世話されることが多いチビだったから
違和感はさほどありませんでした。
教室外脱走どころか校外脱走もし、先生が探しに行く間は
他の子供たちは課題だけ与えて放置の状態だったので
学校側の対応が充分だったとは思いませんが
「居たいのなら、居てもらってもまあいいか」
と思える雰囲気が、この時期にはありました。

中1の時、小学1、2年サイズで行動は幼稚園以下という彼は
同じ制服を着ていても、明らかに校内で異質な存在となっていました。
油断すると、授業時間中に声を上げて学校中を駆け回り
夏場でドアが開いていれば中の生徒達と手を振り合ったりして
クラスどころか全校が授業どころではない状態になることもある、
と聞いた時には、「居てもらっては困る」と思いました。

発語はほぼオウム返しのみの彼は、表情や行動で感情は表現できますが
意義ある言語コミュニケーションはできません。
怒られているのは理解できるので、厳しい担任の先生に睨まれれば
しばらく席につくことはあったようですが、授業内容は理解できず
足の指をしゃぶるなどして過ごしていたようです。
放任されていた小学校時代と違って、長時間じっと座っていることを強制される
中学の環境は、彼自身にとっても苦痛でしかないように思われました。