障害児の親は非常識

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>>504
自分の子供たちはもう高校生になっていて、今は彼らの学校に障害を持つ方もいませんが
「手紙」の彼や、小・中でご一緒した他の障害児とその親たちを見ていて
色々考えてしまうので、今でもこうした話題は興味を持って見ています。

あの時の学年のどれだけの人達が彼を「問題」と思っていたかは知りませんが
少なくとも、サイトに出ていた保護者会に居た人達は
「このままではいけない」と感じていたと思います。
通常は5時頃には解散するのに、その位の時間に先生が立ち去った後も
ほとんどの人が帰らず、結局7時頃まで話し込んでいましたから。

皆が必ずしも「転校」を望んでいたわけではなく
親達が市教委に要請しようとしていたのも、「全時間に補助教員をつける」ことでした。
もっとも、その場では口出しできなかった人が後で進言したのか
後日、クラス役員の方から各個人に「いきなり事を荒立てるのではなく
差し当たっては校長先生に年賀状を出すなどして
クラスの保護者が気にかけていることをお伝えしよう、ということになった」
という内容の電話があり、様子見の姿勢となりました。

私は、何もしないではいられなかったので手紙を書いたわけですが
担任の先生の話では、「学校側がどれだけ説得をしても、頑として転校には応じない」
とのことだったので、3学期に入ってしばらくして「転校した」と聞いた時には
ホッとするのと同時に、驚きもしました。
他の保護者からも何らかの働きかけがあったのだろう、とその時は思いましたが。

実際、母親は相当に頑なだったと聞いているので
あの手紙1通で動いた、というのが今も不思議でなりません。
サイトの情報では、そのあたりのおかあさんの心理は全くわからないし。
父親の方は、元々「どちらでも」という姿勢だったそうなので
あるいは、父親が転校を決めたのかもしれません。