c:餌縷々『アクア=エリアス』† 63Ria

このエントリーをはてなブックマークに追加
エリィは再び、エイザムの開かれた股へと顔を近づけた。そして、尻の穴に、そっと唇
をつけた。
「うあっ!」
未知の刺激に、エイザムの男芯が反応して、大きくうねった。亀頭部はすでに腹にくっつ
くぐらいにまで勃起していた。
「エリィ……何を……」
「エイザムのここも愛してあげるね……」
エリィは言うと、そのまま、エイザムの尻の穴を舌で舐め回した。尻の穴の周囲は彼女
の唾液で、湿っていた。
そして、つつ、と舌の先を尻の穴の中へと入れた。
「あくっ!」
エイザムは思わず腰を上げてしまうほどの昂まりを感じた。いつもは排泄物だけを出すと
ころなのに……エリィの舌がその、汚れた部分を愛撫している……。
エリィは舌を入れると、尻の穴の粘膜がきゅっ! と締まるのを感じた。
そして、空いた右手で、エイザムの男芯を優しく包み込み、しごきはじめた。白魚のよう
にきれいで、しなやかな手が、男の醜悪な赤黒い男芯を撫で包み、ゆっくりと、優しくし
ごいている……。
尻の穴を舐めつつ、エリィはシコシコとエイザムの立派なものまで、口と手を使って同
時に責め立てる。
エイザムは、腰から背中にかけて、大きな昂まりが襲ってくるのを感じた。それは津波に
も似ていた。ピン! とつま先が延びて、来る白くて熱い噴火に備える。その噴火は、と
てつもない刺激を伴う。
ぐんぐん! と突き上げるような昂まりで、出口を捜して殺到する何かのようだ。しか
もなお、エリィはくりくりっ、と舌を尻の穴に入れ、粘膜を舐め回す。
彼女の舌はまるで、女の膣内を抽送する男芯のように尻の穴を抽送し、くりくりと刺激
したり、粘膜を撫で回す。それがより男芯を勃起させ、勢いよく射精させることを、エリィ
は知っていた。
エイザムはついに、その限界に耐えられなくなった。堪えを解くと、堰を切ったように亀
頭部が熱くなる。開かれた水門へ向かって水が勢いよく流れ出すのと同じように、濃くて
熱いものが、腰から男芯の中で快感を伴いながら駆け巡り、先端へと殺到する。
それに、エリィの優しい最後のひとしごきが加わり、皮がめくれたところで白くて、
熱いきらめきが、勢いよく亀頭部の先端へ殺到した。勃起した男芯がひくひく、と射精時
に伴う快感で痙攣して、震える。

どぴゅっ! どぴゅどぴゅっ!

エイザムは腰を浮かせて、射精に打ち震えた。大空に向かって、白い軌跡が描かれる。
エリィが男芯をしごいていて、白く濁った精液は勢いよく発射された。
精液はとても濃厚で、ドロリと粘り気があり、若草の匂いがした。
エリィが尻の穴から舌を引き抜くと、むっとする男の精の匂いが鼻につく。
「……ふう……」
エイザムが射精の後に訪れる軽い倦怠感に、身を任せ、深く息をつく。
「エイザム……良かった?」
「よかったよ……」