派遣会社のあるべき姿と現実@派遣業界板

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878名無しさん@そうだ登録へいこう
まあ、派遣の継続にはそれなりの作業が入りますがな。

その手数に関するものの実費は必要なります。
だがね、派遣先でトラブルになるような派遣労働者を派遣してその問題解決に手間が掛かりすぎるのはどちらかと言えば派遣会社です。
きちんとした人材を確保しておいて適材適所に派遣すれば問題ないのです。
不動産の売買の手数料は3%以下、賃貸の手数料は多くて一月分ないし半月分程度です。今では無料の物件もあります。
そしてこれは普通、借り主が払います。
派遣労働者で言えば派遣先ですな。

派遣先が労働者募集に関する手間を省略するのですから当たり前のことです。
賃貸の借り主も不動産業者を経由して物件を探すのでそれへの手数料を払うのは仕方がありません。
賃貸物件でその月に大家が提供した部屋の価値は、すべて借り主が大家に払います。
それと同じように考えれば派遣先から払われた実費は派遣労働者に渡されるべきですな。
まあ、保険料とかは天引きで手続きすることになるでしょうが。
では、派遣会社の運営費はどこから出るのでしょう。
会社設立に関する費用は資本家・経営者持ちでいょう。
利益が出たら株式配当としてリターンがあるものです。
後は毎月・毎期の収支の辻褄が合わなくてはなりませんな。
それは、当初の運営資金と派遣先から出して貰う派遣料です。
このからくりがくせ者です。
不動産の賃貸料では入居前に仲介料を不動産会社が貰ってお終いです。
本来、派遣だって同じです。
だが、毎月の社会保険料・交通費・派遣労働者の給与支払いの作業が必要になります。
この作業にかかる費用と当初の仲介料に当たるものとが渾然としていると問題が起きるのです。
ここに悪徳派遣業者がつけいる隙があるのです。
それに加えて等級外の派遣労働者を送り込む派遣業者の常態化した商道徳違反があります。
お分かりですね。
派遣業界に問題が生じるのはこのあたりのことをスマートに解決するのに、業界も波線先企業群も監督官庁も適切な答えを出していないのです。