NTTで言えば、光ケーブルの敷設なんかでは何重もの複雑な下請け構造がありそうだ。
会社所属でなく、末端は一人親方の業者もいる。
元請けの作業員が三人でちんたら仕事するかと思えば、一人親方の孫請けの作業員が夜遅くまで頑張るケースもある。
手取りが安い作業者は工数稼がねば金にならないので、段取り・一挙手を合理的に工夫を重ねて仕事が確実で早い。
やり直しなどになったら仕事の進捗が大幅に狂ってくるからだ。
施行先の事前調査や情報がまずかったり、現場状況に問題があって遅れが生じると、次の施行の仕掛かり時間が遅れる。
端折らなりたくなるような事態に落ちたとき、NTTの見廻りに見つかったりすると、依頼元が違うにもかかわらず、一言で出入り禁止、または、首になったりするようだ。
同じ仕事をしても、報酬を含むいろんな面で差別的な状況が生じている。
そして稼働率・雇用不安を自前で負担しなくてはならないのだ。