まあ、落ち着け。
看護師のごとくある程度の修業期間が必要で社会的に評価の定まった職種は、制度的に労働者の立場を擁護できる仕掛けが適切に確保され機能すれば派遣もありうる。
が、未熟練職業に派遣労働者を固定してしまうような仕組みとして派遣制度が機能すると、社会的な観点から問題多すぎることは経験上明らかになっていることだ。
それを改善せず現状維持なんてありえない。
その理由が自己責任なんて、社会問題を解決するにはバカみたいな主張だ。
なぜなら、自己責任は個人の範疇に属し、派遣制度は社会問題として捉えなくてはならないからだ。
社会問題を個人問題に還元してしまうとすれば、極論すれば政府機能も必要はない。
社会問題として扱う事が人間の知恵の一つの在り方で、その線で解決することが望ましい。