派遣制度って、差別制度かな? パート30

このエントリーをはてなブックマークに追加
324名無しさん@そうだ登録へいこう
>>321
定年制とその後の非正規での再雇用のメリットは、年功で高騰した報酬で雇い続ける必要がないこと、お荷物の社員をそこで晴れてお払い箱に出来る事だ。
デメリットは再雇用した有能な社員を雇用形態が異なるためその能力を全部生かして働かせる事が出来ない事だ。
少子化で人材不足が将来とも見通される中でこれはまったくの人材の無駄な放棄だ。

日本的雇用なんて実は近代日本である時期にある企業群でおこなわれた極めて限定的な慣行でしかない。
それに配偶者などその他の家族の支援で支えられる側面があるので現在の女性社会進出などとの整合性も失われている。
その時代的にその無理のない存立基盤が消失した今、それに固執する事は他の雇用形態に深刻な影響をもたらすので是正はいずれ必至だろう。
また、ある企業がその方針の下会社を運営するにはなんの障害もない。
社会にそのように公表して人を集め解雇に頼ることなく問題を解決すればいいのだから。
ただ、派遣労働者を使い捨てにすれば批判が出るだろう。 公平に正社員も首にすればよいのだから。

労働市場が正常に働けば高すぎる報酬も低すぎる報酬も是正の方向に行く。 再就職でもそれなりの給与にありつけて生活は安定する。
派遣問題を解決するとは日本の労働市場を近代化する事に掛かっている。
そして、派遣制度でも小汚い小細工とかの不実な運営を去ってまつとうに派遣労働者を扱う事になればその存続もメリットを生かして可能になるというものだ。
法規違反とかブラックな運営とか閾値を超えた格差のある賃金で労働者が働くような状況をさって日本の労働者が