>>242の最後の部分は文字が抜けていた訂正する。
そういう自由になれる文化的な最低限の生活が保障される事が必要なのだ。
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そういうことから自由になれる文化的な最低限の生活が保障される事が必要なのだ。
人は法の前で平等で、公平に扱われる権利がある。
その権利を蹂躙されたとき差別を受けたと言える。
また、実定法を引き合いに出すまでもなく差別というものがある。
共同体の掟は明示的なものだけでなく暗黙なものもある。
それが公平に適応されなくては差別を受ける事になる。
掟破りで扱われたとき人々は差別を受けたと感じるだろう。
だが、その掟そのものが差別を含むことがある。
だから、人類はその属する共同体の枠を超えて不公平・差別からの解放のために努力してきた。
あらゆるレベルの人々の集合・組織体で同様なことが言える。
集団の求心力を維持するための規範がその成員に程度の差はあれ縛りを与えることは普遍的なものである。
規範が規範である所以だ。
だが、成員に縛りを与えるのは明示的あるいは暗黙の規範だけではない。
集団・組織にはその中で組織力学がはたらく。
これは必ずしも規範による関係の推移だけだけでなく、あらゆる存在の属性・環境条件が絡まった事態の推移である。
そしてその場を取り仕切るある暗黙の力が生じるのだ。 それがその場を支配して人々に縛りを与えるのだ。
その縛りがある成員に与える不平等・不公正こそが差別の実体である。