派遣制度って、差別制度かな? パート28

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753一山百円居士
>>746
有効な社会的な枠組みとしての派遣制度が差別待遇を生んでいることは先に述べた。
ある条件のもとで社会のダイナミックなありようが結果的に差別を生んでいるのはその構造の指摘で十分だ。
その条件とは頻発している法規違反とブラックな運営の存在その他の派遣を差別的に扱う雇用形態が自ずから作った労働市場は自由競争ではない不公正競争の結果と言うことで十分だ。

具体的な法令違反はこのスレのシリーズでも何度も出た。 
法規違反事件についても引用してあるはずだ。
具体的な職場での待遇格差・派遣格差についてもググれば幾らでも出てくるし、過去に述べられていることだ。
派遣の悲惨な例もそうだ。
平均的に派遣労働者報酬が正社員に較べて低いことは給与の雇用不安のリスク負担も考えれば明らかに差別待遇の存在を示唆する。
何よりも着目に値するのは差別が構造的なものであると言うことだ。
これは質に関することなので定性的分析で用が足りる。

>>750
忙しさにかまけて粗雑でも取りあえず間に合ったから、日本の構造的な近代化した体制に築きあげるとかセフィティネットの構築を疎かにした。
会社勤めの中で近代市民感覚の人間関係・組織の在り方を構築できなかった。
成熟した生活文化を構築できなかった。 
何時までもバラックバラック立てみたいだな。 いや、箱物はそれなりにととのったが、それを運営する文化的基盤はお寒い限りだ。
役所は立派だか公務員を食わせるためだけにあるみたいだ。

これらは百年の禍根を残した。

それが年に三万人の自殺者をだし、膨大な無縁死者を生み出している。