派遣制度って、差別制度かな? パート28

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431一山百円居士
こういうことは考えないか。 これもなんども述べてきたことだがw

サラリーマン嫌気がさしたとか、ニートから脱却するつもりで住んでいるところでSOHOを始めたとする。
競合相手は同業者と言うことになる。
だが、ここでの競争というのが微妙な問題を含んでいる。
独立家計と扶養家族との経済的立場の違いだ。
扶養家族は仕事が無いときはダンピングができる余裕がある。
ところが、独立家計者は生活の固定費と家計の継続維持を考えたとき下限の受注水準が存在する。
そこに介在する発注業者の戦略によって両者はうまくあやつれて水準の低い発注価格が作り上げられる。

これを正社員と派遣労働者に当てはめればその問題点は自ずから分かるだろう。
正社員の待遇を維持するために固定費削減のオプションとして派遣を採用した。
ところが、大枠では労働階層間コスト競争の枠組みが成立する。

したがって、正社員は組合を通して自分たちの権益を守ったつもりがまんまと罠に落ちたと言うことになる。
企業にしてみても、売るべき製品とサービースのために固定費をカットしたつもりが、市況が落ちてしまえば能率良くやったと思ったことが跳ね返ってものがうれないことになった。
ものが売れる当てがあってのコスト計算だったけど、そのコスト計算が大枠としての戦略目標を破壊してしまった。
アホなことでしたなw
やるべきことは生き抜けるビジネスモデルを作り上げることでした。 やれやれw