今や離婚率30%になった時代にあっては、自分の職業観を確立し生涯を通じた経済的自立を構想する女性は多いだろう。
IT技術が普及したからには職務遂行に必要な専門的スキルをメインに仕事進捗することになるだろう。
一般事務というより有能なスタッフ的能力が求められることになるだろう。
結婚までの腰掛け的な労働という仕事の考え方はむしろある面では女性による女性の敵的な役回りではないだろうか。
そのように考えるのも勝手と言えば勝手だが、そのような形で仕事が本来済むわけはない。
また、生計基盤の異なる労働者、独立生計を営む者と家族の主たる稼ぎ手でないものを同じ土俵に立たせるということも極めて難儀な問題を生む。
独立生計の人がちゃんと生きていけるようなルールがないと、片手間作業のダンピング的報酬相場が成立して多くの働き手を巻き込む困難な社会問題を生む。
派遣・非正規も似たようなところがあるので、きちんと対処しないと働く人の多くの生計基盤が危険なものになるだろう。
もはや、如実にそのスパイラルに陥っているのだが。