派遣の雇用不安定を作った元凶は国家だから、保険制度を含む雇用関連のセフィティネットならびに職員を食わせるだけのような職業教育でなく、まさに、産業構造の変換または不況による業種転換のための即戦力になる高度教育を真剣に考えるべきだ。
英語教育でもわかるようにその種の施策が形ばかりであるというのは嘆かわしいことだ。
たが、派遣業がこれ以上に拡大するともはや取り返しのつかないことになるだろう。
自らを浄化し社会的信用を高める方向には向かわず、落ちる方向にしか進展できなかった派遣業界だから、これ以上の野放しは派遣の範囲におさまらず、その他非正規、正規雇用に大きな黒い影を落とす。