テーゼが実効あるかどうかはその場にはたらいている力に左右される。
力に絶対的な支配力がないとそれを支える別の根拠を必要とする。一貫性がないと矛盾をつかれる。
力それ自身にも、その安定性・有効性・制御可能性の根拠となる整合性が必要である。
論理にはアプリオリにその論拠となる前提が必要である。
その前提の由来は何か。 ある論理的なパラダイムはどう形成されたのか、その歴史性がある。
その場がどう維持されているかが問題である。
存在にはカオスが必ず混入するので理論的決定性でその描写を担保できない。
更に、論理はその数学的構造から必ずしも決定可能性は担保されない。
現実世界には非線形的な関係性はあまねく見られる。
線形的な関係性でも因子数が大きいと実効的な扱いは極めて困難である。
明示的なルールと暗黙のルールは掟やぷりに対する制裁力によって支えられる。
話し合いはその場に支配的に働いている力に左右されて純粋論理的には有り難い。
どう紡いだら美しい綾織りが出来るのだろうか?